共生へ――現代に伝える神道のこころ(20) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
豊かな実りをもたらす神助に感謝 神々と酒との縁に思いを馳せる
水田と里山に囲まれた田園風景が広がる新潟県長岡市の越路地区には、“米どころ新潟”を代表する日本酒「久保田」を醸造する朝日酒造がある。同酒造の仕込み水は、隣接する朝日神社の二の鳥居脇の湧き水「宝水」に連なる地下水脈を使用している。この「宝水」は、県内の醸造元で用いられる仕込み水の中でもとりわけ硬度が低い軟水だ。硬度の低い水は穏やかな発酵を促すため、淡麗かつ辛口の酒に向いており、まさに国内有数の吟醸酒造りに適した宝の水と言えよう。
バチカンから見た世界(128) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
世界の諸宗教者が対処すべき4課題――教皇
9月14日、カザフスタンを訪問していたローマ教皇フランシスコは、首都のアスタナ(旧ヌルスルタン)で開かれた「世界伝統宗教指導者会議」の開会式に出席した。



