欧米キリスト教の凋落を非難するキリル総主教(海外通信・バチカン支局)
世界教会協議会(WCC)のイオアン・サウカ総幹事代行はこのほど、同中央委員会から要請を受けてロシアの首都モスクワを訪問し、ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教と懇談した。WCCのプレスリリースが10月17日に明らかにした。
忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(3) 写真・文 猪俣典弘
フィリピン残留日本人二世の肖像
日本人として生まれるも、戦中戦後の混乱により無国籍状態に
戦後77年目を迎えた今も、フィリピンでは残留日本人二世の聞き取り調査が続いています。戦中に日本人の父親と離別、死別して現地に留(とど)まった子どもたちは、今や平均年齢83歳。いまだに国籍回復を実現できていない人たちは、出生証明書などの書類や父親との写真がほぼ消失しており、当時の公的な記録が残っていない人たちばかりです。
【WCRP/RfP日本委理事長・戸松義晴さん】平和への一歩につながる行動を共に――非暴力訴え、祈り続けて
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の新理事長に、戸松義晴・浄土宗心光院住職(浄土宗総合研究所副所長)が選任された。戸松氏は、仏教徒でありながら、ハーバード大学神学校において応用神学、生命倫理学を学び、神学修士号を取得。その経験を活かして医学部で教壇に立ち、生命倫理の講義を英語で行いながら、いのちの尊厳と日々向き合っている。また、全日本仏教会理事長、日本宗教連盟理事長を歴任し、日本の宗教界をけん引してきた。このたびのWCRP/RfP日本委理事長就任にあたり、諸宗教協力の意義や今後の活動について聞いた。
「開祖さま入寂会」 庭野会長が法話「一人ひとりが豊かな心を育んで」 (動画あり)
立正佼成会を創立し、1999(平成11)年10月4日に92歳で入寂(にゅうじゃく)した庭野日敬開祖に報恩感謝の誠を捧げる「開祖さま入寂会」が10月4日、大聖堂(東京・杉並区)で挙行された。新型コロナウイルス感染症対策のため会員は参集せず、式典の模様はインターネットの動画共有サイトを通してライブ配信(会員限定)された。庭野日鑛会長が法話に立ち、本会の礎を築いた先達に倣い、一人ひとりが豊かな心を育み、社会に求められる教団になっていく大切さを示した。
最終年の「アフリカへ毛布をおくる運動」 2万2172枚がマラウイ、モザンビークへ
立正佼成会が長年参画してきた「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会主催)の最後の収集キャンペーンが先ごろ終了し、毛布の総枚数と配付国が同委員会から発表された。
「生誕地まつり」代替イベント開催 「生誕地のチカラ! ONLINEメッセージ2022」を配信 庭野会長があいさつ
新型コロナウイルス感染症の流行で中止となった「第46回生誕地まつり」(主催・同実行委員会)の代替イベント(全4項目)の一つで、エフエムとおかまちが制作したウェブ番組「生誕地のチカラ! ONLINEメッセージ2022~あの時あの場所、あたらしい試み~」が10月8日、オンラインで配信された。番組内では、立正佼成会の庭野日敬開祖の生誕地である新潟・十日町市や菅沼をはじめ、「生誕地まつり」ゆかりの地を巡るレポートのほか、庭野日鑛会長のメッセージが紹介された。
令和4年次職員人権啓発講座 「アライ」を目指して
『同性パートナーシップ規程から考える人権~アライになろう』をテーマに、立正佼成会の「令和4年次職員人権啓発講座」(第28回、主管・本会人権啓発委員会)が10月5日、オンラインで開催された。教団職員約350人が参加した。
新宗連「第32期第2回理事会」 「令和5年度事業大綱案」を承認 光祥次代会長があいさつ
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第32期第2回理事会」が10月6日、東京・渋谷区の新宗連会館を会場にオンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら45人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連常務理事)、國富敬二理事長(同監事)が出席した。