内藤麻里子の文芸観察(16)

村山由佳さんの『風よ あらしよ』(集英社)は、大正12(1923)年、憲兵隊によってアナキストで内縁の夫である大杉栄、甥(おい)の宗一と共に殺害された婦人解放運動家 ・伊藤野枝(いとうのえ)の生涯に迫った。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(47) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

善きことを継続する――やる気も怠け心も「症状」として

2021年がスタートした。年が改まると自然と新鮮な気持ちになる。昨年は、新型コロナウイルスの世界規模での流行という試練が訪れ、今年もその影響が続くと予想される。しかし、たとえ厳しい状況の中にあっても、悲観的にならず、この一年を心安らかに過ごしたいと前向きに願うことも、新年を迎える意義だと言えよう。

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大聖堂で「元旦参り」 庭野会長が年頭誓願文を奏上 家庭を斉(ととの)え、子どもたちの育成に尽くす

立正佼成会の令和3年次「元旦参り」が1月1日朝、大聖堂(東京・杉並区)で開催された。

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年頭法話 立正佼成会会長 庭野日鑛

反省創造しよう

コロナ禍は、人間が真に大切にすべきものは何かを見つめ直す機縁

あけまして、おめでとうございます。

昨年は、新型コロナウイルスの感染が拡(ひろ)がり、日々の生活に大きな影響を及ぼしました。感染によってお亡くなりになった方は、全世界で約百六十万人を数えます。衷心より哀悼の意を表したいと存じます。

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