第36回庭野平和賞贈呈式 受賞者のジョン・ポール・レデラック博士が記念講演
公益財団法人・庭野平和財団による「第36回庭野平和賞」贈呈式が5月8日、東京・港区の国際文化会館で行われた。受賞者は、米国ノートルダム大学名誉教授のジョン・ポール・レデラック博士(64)。絶対平和主義を伝統に持つメノナイト(キリスト教再洗礼派の一つ)の信仰を基に「紛争変革」(紛争変容)の理論を提唱し、世界の紛争地で調停や和解、平和構築に取り組んできた。贈呈式では、宗教者や識者約150人が見守る中、庭野日鑛名誉会長から賞状が手渡された。
「親子で取り組むゆめポッケ」 キャンペーン期間 6月1日~8月31日
「親子で取り組むゆめポッケ」のキャンペーンが今年も6月1日から始まります。この活動は、立正佼成会の小学生、中学生とその家族が布製の袋に文房具やおもちゃなどを入れ、平和を祈るメッセージを添えたゆめポッケを、紛争などで心に傷を負った世界の子供たちにおくるものです。これまで80万人以上の子供たちに届けられてきました。
WCRP/RfPがミャンマーで平和実現に向けフォーラム 光祥次代会長がスピーチ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会とミャンマー委員会による「第2回ミャンマーにおける国内和解と平和的繁栄のためのRfPアドバイザリー・フォーラム」が5月7、8の両日、同国ネピドーのホテルで行われた。諸宗教者をはじめ同国の政府や軍の代表、各国大使、国際機関の関係者、NGOの代表など200人以上が参加。立正佼成会からWCRP/RfP国際共同議長を務める庭野光祥次代会長が出席した。
WCRP/RfP国際委・ミャンマー委が会合 和解と平和に向けた諸宗教者の課題を共有(海外通信・バチカン支局)
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)の国際委員会とミャンマー委員会が5月7、8の両日に開催した「第2回ミャンマーにおける国内和解と平和的繁栄のためのRfPアドバイザリー・フォーラム」は、ローマ教皇庁外国宣教会の国際通信社「アジアニュース」(5月11日付)でも報じられた。アウンサンスーチー国家顧問のスピーチを取り上げたほか、同国の諸宗教者の発言を伝えている。
佼成学園女子高ハンドボール部 27年連続関東大会へ
4月21日から5月6日まで行われた「平成31年度東京都高等学校ハンドボール春季大会兼関東大会都予選」に佼成学園女子高校が出場し、2位の成績を収め、27年連続46回目の関東大会への切符を手にした。
バチカンから見た世界(79) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
人類の友愛を説く教皇 ブルガリア、北マケドニア訪問
ローマ教皇フランシスコは5月5日から7日まで、ブルガリアと北マケドニアを訪問した。両国では、国民の大半は正教会を信仰し、他のキリスト教諸教会は、イスラームに次ぐ3番目の少数派で、総人口の1%にも満たない。