一食平和基金が支援するカンボジア国立仏教研究所 ソー・ソクニー所長が事業報告 共に平和な未来を築くために
「平成30年度第3回一食(いちじき)平和基金運営委員会」が9月18日、東京・杉並区の立正佼成会本部で開催され、席上、カンボジア国立仏教研究所のソー・ソクニー所長が、同基金による支援事業について報告した。会議後の所長へのインタビューと併せて、報告の内容(要旨)を紹介する。
お会式・日蓮聖人遠忌法要 本会発祥の地・修養道場で
「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が10月13日、東京・杉並区の立正佼成会発祥の地・修養道場で行われた。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長はじめ教団役職者ら約50人が参列した。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(20) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
リハビリに気づきを添えて――母の骨折に学ぶ
母が右手首を骨折した。しかも、タイで。7月末のことだった。80歳を超える母と妹家族の総勢8人が、夏休みにタイまで遊びに来てくれていた。10日間の楽しいタイの旅がもうあと数日で終わるという時、母はわが家のベランダにあった段差で転んでしまい、手首を地面に強く打ち付けてしまったのだ。一瞬のことだった。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ファゴット・福井弘康さん Vol.2
小学校の音楽の授業でリコーダーを習い、音楽に楽しさを感じた福井さんは、中学校の吹奏楽部に入り、フルートを吹き始める。しかし、学校には指導者がいなかったため、運指表を頼りに独学で練習を続け、コンクールに出場するまでに上達した。今回は、ファゴットとの出合いや、プロの演奏家を目指すきっかけについて聞いた。
「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(19) 番外編3 文・黒古一夫(文芸評論家)
「ユートピア」を求めて(3)――SF仕立てで「未来社会」を予想
日清戦争(1894・明治27年)に始まって、日露戦争(1904・明治37年)、第一次世界大戦(1914~18・大正3~7年)を経て、満州事変(1931・昭和6年)、日中戦争(1937・昭和12年)、太平洋戦争(1941~45・昭和16~20年)という、50年以上にわたる長い戦争の時代が1945(昭和20)年8月15日に終わる。これによって日本はかつて経験したことのない連合国(アメリカが中心)による「占領」下に置かれるのだが、戦争の苦しみを体験した人々は「平和」と「民主主義」の到来に胸を躍らせることになった。
【詳報】新潟・十日町市で第42回生誕地まつり 多くの会員が参加し市中行進 実行委員会には本会十日町教会も
新潟・十日町市名誉市民である立正佼成会の庭野日敬開祖の功績をたたえるとともに、全国各地からの来場者と市民が交流を深めて同市の振興・発展を図ることを目的に行われている「生誕地まつり」。同市観光協会、商工会議所、「庭野日敬師に学ぶ会」、本会十日町教会など20の地元団体や企業で組織する実行委員会が主催している。今年の「第42回生誕地まつり」は、台風25号の影響が心配され、全国からの参加が危ぶまれたが、10月6、7の両日、予定通りに開催された。今年の参集者は昨年よりも1000人多く、2日間で延べ約2万3000人に上った。
WCRP/RfP日本委員会女性部会 被災地で『発達障がい児者受け入れのてびき』発刊イベント
災害時の避難の際、発達障害児者に対しては周囲の配慮や支援が必要とされる。宗教施設で受け入れる際に必要な手立てをまとめた『災害時に備えて――発達障がい児者受け入れのてびき』が今年5月に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会から発刊され、その関連イベントが10月3日、仙台市市民活動サポートセンターで行われた。同委女性部会会長を務めるカトリック東京大司教区アレルヤ会の森脇友紀子会長、宮城県宗教法人連絡協議会会長である立正佼成会仙台教会の近藤雅則教会長が出席。加盟教団の信徒ら約50人が参加した。
北朝鮮の金委員長がローマ教皇の訪朝を熱烈歓迎 国際社会はバチカンの反応を注視 (海外通信・バチカン支局)
韓国大統領府は10月9日、去る9月に平壌で開かれた南北首脳会談の席上、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が朝鮮半島和平に対するローマ教皇フランシスコの関心の高さに言及し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に教皇との会談を促すと、金委員長が「教皇を平壌で熱烈に歓迎する」と答えたことを明らかにした。9日、共同通信やイタリアのANSA通信が伝えた。