知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(2)

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。憲法を学ぶ大切さについて種田和敏弁護士に聞いた。

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知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(1)

カフェの雰囲気で、“気軽に”憲法を語り合う

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。立正佼成会でも昨年、全国115会場で行われた。昨年末には、「あすわか」の協力を得て職員対象の学習会も実施。憲法カフェの取り組みと、憲法を学ぶ大切さについての種田和敏弁護士へのインタビューを紹介する。

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温かい地域社会づくりを目指し草の根で活動する団体を支援 一食地域貢献プロジェクト

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は、平成26年から「一食地域貢献プロジェクト」を実施している。これは、全国教会の中から特定の教会が、同基金の浄財の一部を活用して、地元の非営利団体を助成するプロジェクト。温かな地域社会づくりの一助に尽くすことを目的にしている。昨年は30教会が取り組み、合わせて92団体を支援。これまでの3年間で、助成先は延べ225団体に上り、総額3747万2398円が各団体の活動に役立てられた。助成先の中から3団体の活動を紹介する。

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バチカンから見た世界(1) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

ローマ教皇 「外交は連帯実現の手段」

バチカンは現在、世界182カ国と外交関係を樹立している。毎年1月には、バチカンを担当する各国の外交団とローマ教皇が年頭の挨拶を交わし、席上、各国大使を前に教皇が国際情勢に対する見解を述べる慣習になっている。今年の年頭挨拶は9日に交わされた。

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比叡山延暦寺の小堀執行が来会

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、川端健之理事長と事務庁舎で懇談した。延暦寺内局から獅子王圓明総務部長(副執行)が同行した。

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現代を見つめて(2) 希望という光を求め 写真・文 石井光太(作家)

希望という光を求め

「うちの国では、生まれた時から難民として育っている子が増えている」

難民の取材をしていた際に、ヨルダン人にそう言われた。2011年にシリアが内戦状態に陥ってから難民の流出が止まらなくなり、現在、隣国ヨルダンには六十万人の難民が暮していると言われている。

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