えっ、これも仏教語!?(33) 【かんべん】勘弁

「勘弁してください」というように、現在では「許してください」という意味で使われます。

元々、勘は「しらべる」、弁は「見分ける」の意で、勘弁とは禅僧が修行者に対して、悟りの浅深を見極める問答のことを指していました。力量や素質の程度を試験されますので、修行者としてはとても覚悟のいるものだったのです。

禅僧から「勘弁ならぬ」と言われることは「まだふさわしくない」という意味になり、ここから転じて、過失を許す、という現在の使われ方になりました。