原発からの転換を促す映画『日本と再生』公開 初日に監督が舞台あいさつ

風力や太陽光などを基にした再生可能エネルギーへの転換を促す映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の公開が2月25日から、東京・渋谷区のユーロスペースと横浜シネマリンで始まった。初日、両映画館で、監督を務めた弁護士の河合弘之氏、企画・監修を務めた環境学者で、認定NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏が舞台あいさつを行った。

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ミンダナオに吹く風(1) 天から落ちてくるように浮かんだ思い 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

天から落ちてくるように浮かんだ思い

フィリピン・ミンダナオ島にミンダナオ子ども図書館を2003年に立ちあげてから10年以上、訪問者を受け入れなかった最大の理由は、図書館のある北コタバト州が、日本政府の指定する高度な危険地域に属しているからだ。自分のことならまだしも、訪問者に、もしものことがあったらと考えると、とても面倒を見切れないと考えたからでもある。

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人口減少時代に求められる宗教の役割とは 国際宗教研究所によるシンポジウム

『人口減少時代に宗教はどう立ち向かうか』をテーマに、公益財団法人「国際宗教研究所」によるシンポジウムが2月18日、東京・豊島区の大正大学で行われた。宗教者や研究者ら101人が参加した。

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大聖堂、全国各教会で「涅槃会」を厳修

釈尊の生涯を振り返り、その入滅時に説かれた「自灯明・法灯明」の意義をかみしめて仏道精進を誓う「涅槃会(ねはんえ)」が2月15日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ全国各教会で行われた。

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〈ひと〉本会で研修を受けた圓佛教大学院大学校の蔣和燁(チャン・ファヨプ)さん(26)

立正佼成会の信仰と布教を体験するため、韓国から1月初旬に来日し、このほど1カ月間の研修を終えた。圓佛教大学院大学校の学習課程の一つ、布教研修で圓佛教と縁の深い日本の在家仏教教団を実習先に選んだ。

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バチカンから見た世界(4) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

なぜ、バチカンから世界を見るのか?

「なぜ、バチカンから世界を見るのか?」――その答えは、1962年から65年まで行われた第二バチカン公会議の最終年、同市国内でローマ教皇パウロ六世と庭野日敬開祖の間で交わされた、「仏教徒がキリスト教徒のために祈り、キリスト教徒が仏教徒のために祈る」という言葉の中に凝縮されている。両指導者の間で交わされた言葉は、信仰や人種、文化の違いを超えて人を「結び付ける」(ラテン語でreligare)という、宗教の本質そのものに迫るものだからだ。

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「糸魚川市駅北大火」に対し、本会新潟支教区が市に義援金

昨年12月22日に新潟・糸魚川市で発生した大規模火災「糸魚川市駅北大火」により、建物焼失の被害を受けた同市に対し、立正佼成会新潟支教区は142万7486円の義援金を寄託した。

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中山身語正宗の八坂宗務室室長らが本会を訪れ、開祖記念館を見学

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の学習会に合わせ、中山身語正宗大本山瀧光徳寺(佐賀・基山町)の八坂憧憲・宗務室室長はじめ6人が立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、1月26日に開祖記念館を見学した。本会役職者から同館設立の経緯、展示の特徴などの説明を受け、庭野隆市・前館長と懇談した。