「糸魚川市駅北大火」に対し、本会新潟支教区が市に義援金

鈴木新潟支教区長(中央)が、田原教育長(左)に義援金を手渡した

昨年12月22日に新潟・糸魚川市で発生した大規模火災「糸魚川市駅北大火」により、建物焼失の被害を受けた同市に対し、立正佼成会新潟支教区は142万7486円の義援金を寄託した。

火災発生当日は、日本海側で急速に発達した低気圧の影響で10メートル以上の南風が吹き、焼損範囲は糸魚川駅北側から日本海沿岸まで広がった。被害状況は、負傷者16人、焼損棟数144棟、焼損面積・約4万平方メートル(総務省消防庁調べ)となっている。また、上越教会糸魚川道場は被害を受けなかったものの、同市に在住する数軒の会員宅が全焼、または一部焼失した。

1月20日、鈴木啓太郎新潟支教区長はじめ、同市を包括する上越教会の中川浩一教会長と会員2人が糸魚川市役所を訪問。同市教育委員会の田原秀夫教育長と面会し、1月7日から15日まで新潟支教区の各教会で義援金を募った経緯を紹介した後、義援金を手渡した。田原教育長は、深く謝意を表した上で、火災発生から強風により広範囲に延焼拡大した状況を説明し、「思い出のある街並みが焼失してしまいましたが、最大限の復旧、復興に努め、火災の出ない街づくりを目指したい」と語った。