核兵器禁止条約が発効 本会がメッセージを発表し「心から歓迎」
核兵器の開発、保有、使用など、いかなる活動も禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効した。これを受けて立正佼成会は同日、『核兵器禁止条約の発効を歓迎します』と題するメッセージを発表し、本会ウェブサイトに掲載した。この中で本会は、条約発効を機に、核廃絶に向けた国際的な動きが一層活発になることを願うとともに、核廃絶への決意を改めて示した。
フィリピンの「バターン図書館・青少年人材育成センター」が新たに 本会一食平和基金が支援
フィリピン・バターン州の再開発事業によって、同州バランガ市ドーニャフランシスカ地区に移転した「バターン図書館・青少年人材育成センター」(BLYDC)の開所式が、昨年12月14日に行われた。
『核廃絶――諸宗教と文明の対話』発刊 光祥次代会長の発言内容も掲載
核廃絶と宗教の役割に関するシンポジウムの内容をまとめた書籍『核廃絶――諸宗教と文明の対話』(上智学院カトリック・イエズス会センター、島薗進編)が先ごろ、岩波書店から発刊された。シンポジウムに出席した立正佼成会の庭野光祥次代会長が、本会の核廃絶の取り組みなどについて発表した内容も紹介されている。
タイ語版『法華三部経』が本会バンコク教会から発刊
タイ語版『法華三部経』がこのほど、立正佼成会国際伝道グループの協力のもと、バンコク教会から発刊された。同教会の初代理事長を務めたチュラロンコン大学仏教特任教授のバンジョップ・バンナルジ博士が翻訳を担当した。
「布薩の日」式典で庭野会長が法話 今こそいのちの尊さ伝えて
1月15日、立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が東京・杉並区の大聖堂で営まれ、庭野日鑛会長が法話を述べた。会員は参集せず、式典の映像がインターネットでライブ配信(会員限定)された。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(23)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、福島教会青年男子部長と三島教会青年育成担当部長です。
「新型コロナウイルスワクチンの接種は倫理的義務——教皇」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
新型コロナウイルスワクチンの接種は倫理的義務——教皇
ローマ教皇フランシスコは1月10日、イタリアの民放テレビ局が放映したインタビュー番組の中で、「全ての人が新型コロナウイルスワクチンを接種すべきだと確信している。これは倫理的な選択である。なぜなら、自身の健康や生命だけではなく、他の人々の生命にも関わる問題だからだ」と述べ、自らも接種の予定であると明かした。さらに、同国内の「ワクチン拒否主義」(NOVAX)を「自殺行為」として批判した。
「ウィズコロナ時代」へ 識者の提言(2)
新型コロナウイルスの感染拡大によって、人々の日常生活から世界経済に至るまで「想定外」の大きな変化が起きている。「ウィズコロナ時代」を迎えて、何を大切にし、どのような考えを持っていけばいいのか――2人の識者の提言(寄稿)を紹介する。