中山身語正宗 八坂親憲管長が遷化 庭野日鑛会長の弔辞を國富理事長が代読

中山身語正宗の八坂親憲管長が3月12日に遷化された。71歳だった。佐賀・基山町にある大本山瀧光徳寺で16日に本通夜、翌17日に本葬が行われ、本葬には立正佼成会から國富敬二理事長、和田惠久巳・総務部副部長(国際宗教協力専任部長)が参列した。

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佼成病院で医療従事者に新型コロナワクチン接種

立正佼成会附属佼成病院(東京・杉並区)の職員(派遣社員を含む)を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が3月15日から始まった。医療従事者への先行接種の一環。同病院の医師、看護師らは1階の観音ホールで、体調などを確認する予診票を記入し、問診を受けた後、接種を受けた。このワクチンは3週間の間隔を空けて2回接種することになっており、希望する職員805人を2グループに分け、5月14日までに完了する予定だ。

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庭野会長「布薩の日」式典で法話 父・母・子は「因・縁・果」の関係に

3月15日、立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が東京・杉並区の大聖堂で厳修され、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の映像はインターネットの動画共有サイトを使用し、会員限定でライブ配信された。

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ミャンマーの仏教組織 抗議デモの市民を支持(海外通信・バチカン支局)

クーデターによって全権を掌握した国軍への抗議デモが続くミャンマーで、多くの諸宗教者が民主化を求める市民を擁護する立場を表明している。中には、自らもデモに参加し、負傷者の手当てや悲嘆に暮れる人々の慰めに当たり、じかに支援する人も現れ始めた。

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庭野平和財団 令和2年度公募助成先発表 国内外11団体に計1028万円

公益財団法人庭野平和財団はこのほど、令和2年度の公募助成先を発表した。国内外の11団体に計1028万5084円を助成する(2月17日時点のレート1ドル=105.66円で概算。レートの変動に伴い円換算の額が変わるため、総額は参考値)。助成金は、立正佼成会一食(いちじき)平和基金からの指定寄附によるもので、「一食を捧げる運動」の浄財が使われている。

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【恵泉女学園大学学長・大日向雅美さん】コロナ禍での子育てや暮らし 不安やストレスを減らすには

新型コロナウイルス感染症の流行が長期化し、自宅で過ごす時間が長くなっている。子育て家庭では、家事、育児の負担が母親に偏り、ストレスや悩みを抱える人が増加しているという。NPO法人「あい・ぽーとステーション」の代表理事を務め、長年にわたり地域の子育て支援に取り組む恵泉女学園大学の大日向雅美学長に、コロナ禍での育児による不安との向き合い方、心がけるべきことなどを聞いた。

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欧州4カ国で新型コロナウイルスワクチンの接種が中止(バチカン記者室から)

英国のオックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に血栓や脳出血などの副作用の疑いが各国で報告されている。これを受け、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン各国政府は3月15日、このワクチンの使用を一時的に中断すると発表した。

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立正佼成会ウェブサイトに「行事用チラシ」掲載

立正佼成会ウェブサイトには、教団の定例儀式行事や彼岸会などに合わせて「行事用チラシ」が掲載されます。同サイトのトップページにある「会員用ページ」から「行事用チラシ」をクリック(タップ)すると閲覧できます。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(49) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

悪因悪果と善因善果

東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で緊急事態宣言が3月21日をもって解除された。しかし喜ぶわけにはいかない。実際には、二度も期間延長したにもかかわらず、ここにきて新型コロナウイルスの新規感染者数は東京都などで増加に転じているからだ。緊急事態宣言と言っても実質的な施策が不十分であることをこの連載で指摘してきたが、残念ながら懸念した通りになってしまった。変異株が拡大し始めているので、本来ならば緊急事態宣言が解除できなくなってしまったことを認めて、その内容の大幅な拡充強化を改めて宣言しなければならないところだ。

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心ひとつに――東日本大震災から10年 澤邉雅一磐城教会長に聞く

悩み苦しむ人の心に寄り添い 共に歩み、笑顔になれるよう触れ合う

今年2月13日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。いわき市は震度5強の揺れに見舞われ、その2日後には、暴風雨により道路の冠水などの被害が出ました。後日、会員さんと話をしていると、ほとんどの方が「東日本大震災が起きた当時を思い返した」と言われます。あの時の不安や恐怖は、10年を経た今も強く残っているのだと改めて感じました。

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