パンデミックに対応する新たな国際協定を 欧州理事会常任議長が提案(海外通信・バチカン支局)
3月30日にオンラインで行われた欧州理事会(EU首脳会議)の会合で、シャルル・ミシェル常任議長が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を踏まえ、今後の新たなパンデミックに備えて「新しい国際協定の制定」を提案した。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(28)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、府中教会青年男子部副部長、萩教会会員です。
「第22回庭野平和賞」受賞者のハンス・キュング博士逝く(海外通信・バチカン支局)
グローバル化時代の道徳的基盤、行動指針を示す「地球倫理」を提唱し、2005年に「第22回庭野平和賞」を受賞したドイツのカトリック神学者であるハンス・キュング博士が4月6日、同国チュービンゲンの自宅で逝去した。93歳だった。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(50) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
善き行いを応援する方法を学ぶ――「これは駄目よ!」から「よくできたね!」へ
子を育てる――悩みや迷いを感じない人は、おそらく誰もいないだろう。もちろん私もその一人だ。日々成長する子供の様子に喜びを感じることもあれば、逆に戸惑いを感じることもある。今月に7歳の誕生日を迎える息子もまた、親である私自身にさまざまな学びや教訓を与えてくれる存在である。
唯仏与仏(72) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
私は、「世の中にだめな人間などいない」と信じています。お釈迦さまは、「若(も)し法(ほう)を聞(き)くことあらん者(もの)は 一(ひと)りとして成仏(じょうぶつ)せずということなけん」(方便品=ほうべんぽん)と、断言されています。「一人残らず仏になれる」と保証されているのですから、だめな人間などいるわけがないのです。
内藤麻里子の文芸観察(19)
青山文平さんの『泳ぐ者』(新潮社)は、異色の時代小説だ。本格ミステリーの形を取って妙味ある謎解きをする縦軸に、主人公が生きる道を模索する横軸が絡み合う。そのどちらからも、現代の私たちの心を奪う光が投げかけられてくる。
大聖堂の桜が満開 春風に吹かれて
春を迎え、大聖堂周辺(東京・杉並区)の桜が満開になりました。春風に吹かれて舞う桜の花びらには、自然のたおやかな美しさが漂います。
今年は全国各地で例年より早い開花となっており、東京も昨年に続き観測史上最も早い開花になりました。
ゲノム編集と出生前検査の問題をテーマに 教団付置研究所懇話会「生命倫理研究部会」第21回研究会
立正佼成会の中央学術研究所が加盟する教団付置研究所懇話会の「生命倫理研究部会」は3月25日、第21回研究会をウェブ会議システムを使用して行った。オブザーバーを含む13団体から30人が参加。本会から中央学術研究所の橋本雅史所長らが参加した。
WCRP国際委とテドロスWHO事務局長がオンライン会合 光祥次代会長がスピーチ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会は3月19日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長との会合をオンラインで開いた。新型コロナウイルスのワクチンの公平な配布に向け、諸宗教者のネットワークを通じてWHOの活動に協力するためのもの。同国際委からはアッザ・カラム事務総長をはじめ役員20人が参加。立正佼成会から同国際委の共同議長を務める庭野光祥次代会長が参加し、スピーチした。