共生へ――現代に伝える神道のこころ(5) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)
人々の暮らしをいつも見守り、心に安寧をもたらす神を頼りに
前回は、主に至高神、霊威神、機能神の三種類に分けて日本の神々の分類、役割について述べた。もう少し詳しく知りたいという読者の方々もいると思い、今回は、前回分類した神々の話を基に、もう少し話を続けてみたい。
庭野平和財団のオンライン連続セミナー第2回 助成機関の3氏がコロナ禍対応を説明
庭野平和財団による『新型感染症の影響と市民社会』と題するオンライン連続セミナーの第2回(全4回)が7月1日に行われ、市民37人が視聴した。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(32)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、宇都宮教会主任、文京教会主任です。
WCRP日本委女性部会「宗教別学習会」 イスラームの教義など学ぶ
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会の「宗教別学習会」が7月3日、オンラインで行われ、約50人が参加した。
ローマ教皇フランシスコが結腸手術のため入院(海外通信・バチカン支局)
バチカンのマテオ・ブルーニ報道官は7月4日午後(現地時間)、ローマ教皇フランシスコが「予定されていた結腸の手術を受けるために、ローマ市内のカトリック総合病院『ジェメッリ』に入院した」と発表し、手術後に執刀医のレポートが公表されると明かした。アルゼンチン出身の教皇にとって、即位以来、初の入院となる。
ミャンマー人道支援の募金を実施 苦境にある隣人に思い寄せ WCRP日本委の緊急勧募に賛同
今年2月の軍事クーデター以降、ミャンマーでは社会の混乱が続き、その影響で日常生活にも危険が伴い、困窮度も増している。立正佼成会本部は先ごろ、厳しい状況下で暮らすミャンマーの人々への人道支援を目的とした募金の実施を決め、6月20日の「壮年(ダーナ)総会」の席上、庭野光祥次代会長が募金実施への願いを示した。今回の募金は、ミャンマーの宗教者と共に同国の平和の実現に取り組んできた世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の勧募の呼びかけに賛同したもの。現在、壮年部員たちの支援の輪が広がっている。
唯仏与仏(83) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
私たちは、日ごろは自分中心の考えをしているようであっても、本来の心である「仏性」のほうでは、「世のため、人のために役立ちたい」と願っているのです。ですから、人さまに喜んでもらえたときは、自分がだれよりもうれしいのです。それは、私たちの本来の心、「仏性」が喜んでいるのです。そして、人さまのためになることを繰り返していくなかで、「仏性」をごく自然に発揮できるようになっていくのです。
内藤麻里子の文芸観察(22)
『島はぼくらと』(2013年)、『かがみの孤城』(2017年)など少年、少女を描いて定評のある辻村深月さんが、『琥珀の夏』(文藝春秋)で新たな舞台に挑戦した。それは、自らは「宗教」と名乗らない設定の、集団生活をする思想団体である。
WCRP創設50周年記念式典の概要決まる 日本委が第22回評議員会後に記者会見
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の第22回評議員会が6月23日、京都市のメルパルク京都で行われた。その後、記者会見が行われ、評議員会を経て決定したWCRP/RfPの創設50周年記念式典(11月24日開催)の目的やプログラムを、同日本委の植松誠理事長(日本聖公会主教)、篠原祥哲事務局長、同式典実行委員長の大西英玄師(北法相宗音羽山清水寺執事補)が発表した。