全国高校野球西東京大会に佼成学園が出場 4回戦に進出
佼成学園高校野球部は7月11日、東京・八王子市のスリーボンドスタジアム八王子で行われた「第104回全国高等学校野球選手権大会」西東京大会の2回戦で、玉川学園高校と対戦し、8対1で快勝した。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(65) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
歴史的な銃撃事件と選挙がもたらした大変動
7月8日に安倍晋三元首相が奈良市で銃撃されて死亡し、その2日後に参議院選挙が行われて、与党が大勝した。この双方の事件は、今後の日本に歴史的な変化を引き起こすかもしれない。
朝鮮から日本へ引き揚げるまでを描いた実話『風さわぐ北のまちから』(著者・遠藤みえ子) 佼成出版社から発刊
中高生向け書籍『風さわぐ北のまちから 少女と家族の引き揚げ回想記』が6月30日、佼成出版社から発刊されました。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(17) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
平和や幸福を希求する人々の祈りの在り方と神社とのつながり
2019年7月19日に劇場公開された新海誠監督の長編アニメーション映画『天気の子』は、公開からわずか75日間で観客動員数1000万人を超えた大ヒット映画として知られる。この映画では、作品中に都内の廃ビルの屋上にある小祠(しょうし)と鳥居、下駄(げた)型の絵馬が神社の「絵馬掛け」に多く掛けられているシーンが登場し、ともに次の場面展開への重要な鍵となっている。
教皇が安倍晋三元首相に心からの哀悼の意を表明(海外通信・バチカン支局)
バチカン記者室は7月9日、「銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相とその家族、友人、日本国民に対して、心からの哀悼の意を表明する」と記した、ローマ教皇フランシスコの弔電を公表した。弔電は、バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿名で駐日バチカン大使に宛てて送られた。
内藤麻里子の文芸観察(34)
今最も注目されている作家の一人が、新川帆立さんだ。「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した『元彼の遺言状』で、 2021年にデビューしたばかり。同作は先ごろテレビドラマ化(フジテレビ系)され、新作『競争の番人』(講談社)は刊行を待ちかねたようにこの7月からドラマ(フジテレビ系)が始まる。
第39回庭野平和賞贈呈式 南アフリカの聖公会司祭 マイケル・ラプスレー師 「記憶の癒し研究所」を設立 人々の声に耳を傾け和解もたらす
「第39回庭野平和賞贈呈式」(主催・公益財団法人庭野平和財団)が6月14日、日本と南アフリカをインターネットで結んでオンラインで開催された。今回の受賞者は、南アフリカの聖公会司祭であるマイケル・ラプスレー師(73)。「記憶の癒(いや)し研究所」を設立し、アパルトヘイト(人種隔離)政策下にあった同国をはじめ、世界各国で差別や暴力によって傷ついた人々の体験や悲しみに耳を傾けて、人々に癒しと和解をもたらしてきた。贈呈式では、招待を受けた宗教者や識者ら約180人が視聴する中、ラプスレー師が記念講演を行った。