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諸宗教協力を通して和解を説き続けたサラエボ大司教が引退(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは1月29日、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ大司教であるヴィンコ・プリッチ枢機卿(ボスニア人)が一昨年に定年となる75歳を迎えて提出していた辞表を受理した。カトリック教会では、教会法によって司教の定年を75歳に定めているためで、プリッチ師は同日、サラエボ名誉大司教となった。これまで同大司教区補佐司教を務めてきたトモ・ブクシッチ師が大司教に任命された。

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今、できることを――コロナ禍における教会のチャレンジ(3)最終回

新型コロナウイルスの感染拡大により、以前のように対面や集合での活動ができない中で、立正佼成会の各教会では、デジタルコンテンツや通信機器を活用したメッセージの発信などを通して会員同士のつながりを深め、布教活動を展開している。コロナ禍の中にあって、地域や教会の実情を踏まえて工夫を凝らし、精進と布教に尽力する教会の取り組みを『今、できることを――コロナ禍における教会のチャレンジ』と題して紹介する。最終回となる今回は大分教会。

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難民を受け入れる新たな道筋を WCRPとJAR「シリア難民留学生受け入れ事業」 5年間の成果と課題

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と認定NPO法人難民支援協会(JAR)が共同で取り組んできた「シリア難民留学生受け入れ事業」の成果報告会が昨年12月11日、オンラインで行われた。

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欧州大陸に吹く戦争の風――緊迫するウクライナ情勢(海外通信・バチカン支局)

昨年11月頃から、ロシアはウクライナ国境付近に10万人規模の軍を集結させ、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への加盟を阻止しようと軍事的威嚇を続けている。

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こども食堂から築く共に生きる社会(1)  文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

あけましておめでとうございます。

昨年、こども食堂をテーマに1年間連載させていただきましたが、今年も連載させていただくこととなりました。改めて、よろしくお願いします。

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現代を見つめて(68) 他者の声を聴く 文・石井光太(作家)

他者の声を聴く

二〇二二年は寅年(とらどし)だ。みなさんが、今年もらった年賀状の虎の絵は何色で描かれているだろうか。

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「アフリカへ毛布をおくる運動」今年で終了 本会が37年にわたり啓発・収集活動を推進

立正佼成会が長年参画してきた「アフリカへ毛布をおくる運動」の取り組みが、今年3月から5月に実施される毛布収集キャンペーンをもって終了する。昨年11月、同運動の推進母体である「アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会」(JBAC)で正式に決定された。

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「一食福島復興・被災者支援」事業 7団体に計600万円を助成

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、今年の「一食福島復興・被災者支援」事業の拠出先として、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の被害を受けた福島の復興に取り組むNPO法人や非営利組織など8団体を選出した。このうち1団体は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で事業を断念したため、最終的に7団体に計600万円を助成した。同事業のスタートから被災地の調査などを担ってきたNPO法人ふくしま地球市民発伝所(福伝)の活動終了に伴い、今年から新たに、同県内でボランティア団体の連携や活動支援を行うNPO法人うつくしまNPOネットワーク(UNN)に支援先の選定を委託。管理費として150万円が寄託された。

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本会一食平和基金から緊急支援 アフガニスタンの人道危機、フィリピンの台風被害に対し

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、情勢不安が続くアフガニスタンの人道危機に対し1300万円、昨年12月にフィリピンで発生した台風被害に150万円の緊急支援を発表した。

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今、生かされていることを奇跡と受けとめ 庭野会長 「釈迦牟尼仏ご命日」式典で法話

1月15日、立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が開催された。式典の模様は、インターネットを通じて全国の会員にライブ配信された。

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