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インドネシア国立イスラーム大学がバチカン高官に名誉博士号(海外通信・バチカン支局)
インドネシア国立イスラーム大学は2月11日、バチカン諸宗教対話省長官のミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット枢機卿に名誉博士号を授与した。アジアのカトリック系国際通信社「UCAニュース」が13日に報じた。
「ユニセフ募金」「国連難民募金」「国連WFP募金」 3団体代表が本会の活動への願い語る
立正佼成会が青年部を中心に長年取り組んできた「一食(いちじき)ユニセフ募金」が、今年度から名称を「ユニセフ募金」に改められた。また、街頭募金の支援先に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連世界食糧計画(国連WFP)が加えられた。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(24) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
古来、災禍を祓うために供えられたゆかりある各地の銘菓に目を向けて
節分も過ぎると、次は五節供(ごせっく)の二番目「上巳(じょうし)の節供」、つまり三月三日の雛(ひな)祭りの季節を迎える。この雛祭りには、古い形式の一つとして、旧暦三月三日に紙を人のかたちに切った「形代(かたしろ)」に身の穢(けが)れを託し、川や海に流すという「流しびな」の風習がある。現在も鳥取県東部の旧八頭郡用瀬町(現鳥取市)にて、藁(わら)を丸く編んだ「桟俵(さんだわら)」に男女一対の紙雛を乗せて、千代川へと流す民俗行事として継承されており、その原型は平安時代にまでさかのぼる。こうした人形に身の穢れを託して流すという事象は、神社神道では六月三十日、十二月三十一日に半年ごとの罪や穢れを祓(はら)うために斎行する「大祓(おおはらえ)」行事にも通ずる。また、五節供の日に神を迎え、供え物を捧げて災禍を祓うことは、古くから宮中の行事に取り入れられており、『源氏物語』や『枕草子』にもそうした記述をうかがうことができる。
バチカンから見た世界(132) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
アフリカ大陸に手を伸ばすな――教皇がコンゴからアピール
ローマ教皇フランシスコは1月31日から2月5日まで、コンゴ民主共和国(旧ザイール)と南スーダンを訪問するため、イタリアのフィウミチーノ空港を飛び立った。
本会一食平和基金から緊急支援 インドに逃れたミャンマー難民、フィリピンの台風被害に対し
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、政情不安が続くミャンマーからインドに逃れた難民の支援に200万円、昨年10月にフィリピンで発生した台風被害の支援に100万円を緊急に拠出することを発表した。
庭野会長 「朔日参り(布薩の日)」式典で法話 感謝に満ちた生活を
2月1日、立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が大聖堂(東京・杉並区)で開催され、庭野日鑛会長が法話を述べた。全国の会員が新型コロナウイルス感染防止対策を施して参加したほか、式典の模様がインターネットでライブ配信(会員限定)された。
WCRP日本委「新春学習会」 田中優子法政大名誉教授が『江戸時代の価値観と幸福』と題し基調講演
『戦争を超え、和解へ 諸宗教協力に基づく平和構築の実践とは』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「新春学習会/茶話交流会」が1月26日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)を会場に、オンラインを併用して催された。新型コロナウイルスの感染防止策を施した会場には、各教団の宗教者や賛助会員など約100人が参加したほか、約100人がライブ配信を視聴した。
バチカン諸宗教対話評議会による「諸宗教間の出会いの文化を築く女性会議」が開催
バチカン諸宗教対話評議会は1月25日から27日まで、イタリア・ローマ市内にあるローマ教皇庁立ウルバノ大学で「諸宗教間の出会いの文化を築く女性会議」を開催した。世界カトリック女性組織連合(WUCWO)が協力。世界23カ国からキリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教、神道など12宗教を代表する女性指導者30人が参加した。立正佼成会から加瀬育代渉外グループスタッフが出席し、『出会いの文化構築の経験』と題したセッションでスピーチした。