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食から見た現代(14) “安心・安全”な食の時間〈前編〉 文・石井光太(作家)

神奈川県相模原市の閑静な住宅街にある児童養護施設「中心子どもの家」(https://kodomo.chusinkai.net/)に、調理スタッフたちが出勤するのは早朝の5時過ぎだ。寝静まっている暗い廊下を通って奥の調理室へ行き、前日に仕込んでおいた食材を手分けして調理していく。

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カズキが教えてくれたこと ~共に生きる、友と育つ~(3) 写真・マンガ・文 平田江津子

“運命の分かれ道”となった出会い

カズキは、3歳から知的障害児通園施設に通い始めました。就学先の小学校については、医師や専門家、施設スタッフの全員から「特別支援学校がふさわしい」と言われていたので、彼にとってそれがいちばん良い道だと思っていました。

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切り絵歳時記 ~柳田國男『先祖の話』から~ 4月 文/切り絵 ルポライター・切り絵画家 高橋繁行

人は死ねば子孫の供養や祀(まつ)りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月に交流する――柳田國男は膨大な民俗伝承の研究をもとに日本人の霊魂観や死生観を見いだした。今月から、戦時下で書かれた柳田國男の名著『先祖の話』をひもときながら、切り絵を使って日本古来の歳時記を絵解きしたい。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 2月の法話から

2月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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内藤麻里子の文芸観察(66)

昨今の小説は派手なアイデアや、特異なキャラクターで読ませる作品が注目されがちだが、平岡陽明さんの『マイ・グレート・ファーザー』(文藝春秋)は、それらとは一線を画す。ファンタジー仕立てであるが、人生の岐路に立った男の姿を静かに、実直に描き、驚くほどじわじわと心にしみてくる。そっと自分の中に取っておきたいような小説だ。

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佼成新聞は4月号からタブロイド判にリニューアルします

1956年の第1号の創刊以来、立正佼成会の会員の布教活動によって支えられてきた機関紙「佼成新聞」。その69年の歴史と感謝を胸に、いよいよ、次回4月号(3月25日発行)からタブロイド判へと生まれ変わります。

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楽生(らくいき)~楽に生きるを極めるヒント~ プロローグ 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子

喜怒哀楽のすべてが大切

人間には喜怒哀楽という感情が備わっています。これらは自然からの贈り物であり、私たちにとって大切なものです。ネガティブな感情も含めて喜怒哀楽を味わって生きることは、心の豊かさを育む源になります。一方で、感情に振り回されてしまうと、ストレスが増え、心も体も疲れてしまいます。

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庭野会長の1月

大恩寺(ベトナム寺院)のティック・タム・チー住職、新潟・十日町市の池田克也副市長、日蓮宗波木井山円実寺(山梨)の長谷川喜章住職の3人が1月中に来会、立正佼成会の法輪閣で庭野日鑛会長と懇談しました。それぞれの懇談の様子を紹介します。

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涅槃会 親子の関係の深さをかみしめ 日々懸命に精進を(動画あり)

2月15日、釈尊が入滅時に説いた「自灯明・法灯明」の教えをかみしめ、活き活きと大乗菩薩道を歩んでいくことを誓う「涅槃会(ねはんえ)」が、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国各教会で開催された。大聖堂には会員約650人が参集。式典の模様はライブ配信(会員限定)された。

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WCRP国際委・クーリア事務総長が来会 庭野会長と懇談 江戸川教会も訪問(動画あり)

庭野会長と懇談

昨年2月に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の事務総長に就任したフランシス・クーリア・カゲマ博士が2月1日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。大聖堂での「朔日(ついたち)参り(布薩の日)」式典に参列後、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談。同日本委員会の篠原祥哲事務局長が同行し、本会の和田惠久巳総務部長、根本昌廣参務らが同席した。

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