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本会一食平和基金が支援するカンボジア・仏教研究所 運営委副委員長らが視察
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会の中村記子副委員長(習学部部長)と同運営委員、事務局スタッフの3人が、5月8日から13日まで、「カンボジア仏教研究復興支援事業」視察のため同国を訪れた。
アフガニスタン難民の帰還者急増と直面する危機 JENの現地スタッフが緊急支援活動を報告
NPO法人「JEN」(ジェン)による「アフガニスタン緊急支援 活動報告会」が5月18日、東京・新宿区のJEN東京本部事務所で行われた。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(6) NPO法人「かながわ難民定住援助協会」(大和教会が支援)
難民の生活を支援するNPO法人「かながわ難民定住援助協会」で4月中旬、一本の電話が鳴った。県内の私立高校に子供を通わせている難民定住者の母親からで、子供が海外研修に行くが、ビザの取り方が分からず困っている、という相談だった。
『年齢に伴う心身の変化について』の講演会 本会鈴鹿教会の「普門の日」の集会で
社会で幅広く活躍する経済・文化人、教育者らを招き、講演を通して社会貢献の意識の向上を図る「普門の日」集会が5月10日、三重県の立正佼成会鈴鹿教会で行われた。162人を前に、鈴鹿中部地域包括支援センター(同市社会福祉協議会)に勤務する、看護師で介護支援専門員の長谷川友子氏が『年齢に伴う心身の変化について』をテーマに講演した。
ミンダナオに吹く風(4) ミンダナオで起きている三つの戦闘 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)
ミンダナオで起きている三つの戦闘
2001年に「ミンダナオ子ども図書館」を創設してから、15年以上活動を続けてきた間に、イスラム地域だけではなく、それ以外の山岳地域でも幾たびも戦闘が起こった。戦闘が勃発して避難民が出ているという情報が入るたびに、罪の無い子どもたちのことを放っておけずに救済活動をしてきた経験から、現地で起こる戦闘には3種類あることが分かってきた。
聖エジディオ共同体のクワトルッチ事務局長 都内で本会の「青年の日」に参加
来日中の聖エジディオ共同体(本部・ローマ)のアルベルト・クワトルッチ事務局長が5月21日、立正佼成会の庭野光祥次代会長と共に、豊田、立川両教会の「青年の日」の活動に参加した。
バチカンから見た世界(18) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
「聖」を名乗る暴力の仮面を剥がす
エジプト・カイロにあるイスラーム・スンニ派最高権威機関アズハルで開催された「平和のための国際会議」の席上、ローマ教皇フランシスコがスピーチに立った。冒頭、エジプトを「文明の地」と呼び、エジプト文明が知と教育を奨励し、その営みの叡智(えいち)によって多様な出会いの場と分かち合いの機会が見いだされたと語った。また、「同盟の地」とも位置づけ、エジプトの歴史において、「異なる信仰が出会い、さまざまな文化が混じり合い、しかし、混交されることなく、(国家という)共通善に向けて同盟する重要さが認知されていった」と述べた。