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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(1) 「成年後見推進ネット これから」(練馬教会が支援)
立正佼成会「一食(いちじき)地域貢献プロジェクト」が全国で進められている。これは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を全国各教会が主体的に活用し、地元のニーズに応えて活動する非営利団体への支援を通し、温かな地域づくりに貢献するもの。各教会が支援する団体の活動を紹介する。
東日本大震災「一食三県支援」の現場から 絆をつむぎ支え合う人々(1)
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県では、各地域で住民たちが復興に向けた取り組みを進めている。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、他府県で暮らす福島からの避難者を支える活動も行われている。立正佼成会一食(いちじき)平和基金では、「東日本大震災三県支援」として、地域の課題の解決や地元のニーズに沿った活動を展開している民間組織や住民組織、NPO法人などをサポートしてきた。震災から6年を迎え、復興に取り組む3団体の活動を紹介する。第1回は、宮城・石巻市の「鮎川港まちづくり協議会」。
台湾・天帝教の張師らが来会
台湾を中心に活動する宗教法人「天帝教」で総会理事を務める張光弘開導師と、日本で道務理事を務める小島笑美子開導師が3月3日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。大聖堂での読経供養や開祖記念館を見学した後、事務庁舎で澤田晃成総務部部長と面会。本会の儀礼儀式などに話題が及んだ。
生き残った私たちの使命 元南三陸消防署副署長、震災語り部 佐藤誠悦氏
東日本大震災は私たちに大きな悲しみと恐怖をもたらしました。津波は愛する家族、同僚、思い出の詰まった家々を、木の葉のごとくさらっていったのです。あの日、宮城県の気仙沼湾にある石油タンク22基が破壊され、重油やガソリンなどの液体がすべて漏れ出しました。瓦礫(がれき)とどす黒い油分が濁流と化して陸地に押し寄せました。夕刻、何らかの原因でそこに着火し、炎上。「津波火災」が発生しました。気仙沼消防署の指揮隊長を務めていた私は、非番でしたが、これまで体験したことのない大災害だと直感し、災害対策本部で情報を収集した後、現場へ急行したのです。
バチカンから見た世界(8) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
「難民の受け入れは、正義と文明と連帯に基づく義務」
政情不安が続くリビアから、密航業者の用意した老朽船やゴムボートに乗り、地中海を渡ってイタリア南部の海岸を目指す人々がいる。しかし、リビアを離れて間もなく超満員の船は航行不能に陥り、イタリア沿岸警備隊や地中海航行中の各国籍の船舶に救助され、近くの港湾に搬送されるケースが多い。
一食平和基金 鳥取県中部地震に対し支援金
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、「平成28年鳥取県中部地震」で建物の倒壊など甚大な被害を受けた鳥取県に対し、支援金として100万円を拠出した。
仙台で日本臨床宗教師会の「第2回フォローアップ研修」 現場で求められる力量とは
日本臨床宗教師会による「第2回フォローアップ研修」が2月26、27の両日、エル・パーク仙台や東北大学で行われ、約180人の宗教者や市民が集った。
動物から学ぶいのちの授業 旭川市旭山動物園園長・坂東元氏
1967年に開園した北海道の旭川市旭山動物園は、私が入園した86年には、閉園を噂(うわさ)されるような赤字続きの動物園でした。2002年、建物の老朽化に伴って施設を新設することになり、それが現在に至る転機になりました。新設するといっても、新たな動物を迎えるわけではないため、話題性があるとは言えません。しかし、施設の新設に際して職員の誰もが、「自分たちが素晴らしいと思っているものを、共感してもらいたい」という願いを持っていました。それが再生の出発点になりました。ショーを催したり、芸をさせたりするのではなく、野生動物に元々備わっている能力が最大限に発揮される環境をつくり、ありのままの姿、そしてそのすごさを伝えたかったのです。
『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(1) 文・小倉広(経営コンサルタント)
「会社で評価してもらえなくて、毎日、苦しいんです」
「上司から評価されず、自信がなくなった」
「昇進・昇格が遅く、落ちこんでいる」
ビジネスマンから多く寄せられる悩みです。私自身も同じような経験が何度もあります。つらいですよね。