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館山教会で「寿デー」 地域の過疎化・高齢化を受け 教会の持ち味生かす

教会の特色を生かしたい――そんな願いのもと、立正佼成会館山教会は昨年2月から毎月、「寿デー」を開催している。毎回、65歳以上の高齢会員が教会道場に集い、折句作りや曼荼羅(まんだら)の塗り絵などを通して交流を深めている。

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食から見た現代(1) ココナッツとDV〈前編〉 文・石井光太(作家)

シニガン、カオマンガイ、フォー、アドボ、ガパオライス……。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(82) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

動乱の辰年

正月のお屠蘇(とそ)気分が、石川県で発生した震度7の能登半島地震で一気に覚めた。「明けましておめでとうございます」というあいさつに続いて、災害の心配が口にされるようになってしまった。私自身も、多くの被害を受けた七尾市などで対話型講義を行ったことがあり、出会った人々の安否を思い、暗然とした。

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バチカンから見た世界(146) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(5)―「2国家共存」を拒否するイスラエル―

「47NEWS」は1月19日、イスラエルのネタニヤフ首相が18日の記者会見で、「バイデン米政権が求めるパレスチナ国家樹立による『2国家共存』を拒否する考えを改めて表明した。米側にも伝達したと述べた」という共同通信の記事を掲載した。さらに、「ヨルダン川西岸の全域について、将来的に『イスラエルが治安を管理する必要がある』とし、西岸のパレスチナ自治区への関与も強める意向を示した」と報じた。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 12月の法話から

昨年12月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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グローバル難民フォーラムに杉野学林学長が出席 本会の難民支援策を「宣言」として提出(動画あり)

難民問題を話し合う国際会議「第2回グローバル難民フォーラム」(主催・国連難民高等弁務官事務所=UNHCR)が昨年12月13日から15日まで、スイス・ジュネーブで開催された。立正佼成会から庭野光祥次代会長の名代として杉野恭一学林学長(元世界宗教者平和会議=WCRP/RfP=国際委員会副事務総長)が出席。同フォーラムのほか、12日に行われたサイドイベント「難民との連帯における気候平和のために一致する諸宗教指導者」に参加し、長期的な難民支援策を記した本会の「宣言(プレッジ)」を発表した。水藻克年ローマセンター長が随行した。

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ウクライナが「忘れられた戦争」とならないように――教皇の警鐘(海外通信・バチカン支局)

ロシア軍は昨年12月29日、ウクライナのキーウ、ハルキウ、リヴィウ、ドニプロ、オデーサ、ザポリージャなど主要都市を標的に大規模なミサイル攻撃を実行した。ウクライナ側には、約30人の死者が出た。

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本会会員から寄せられた浄財 ハワイ・マウイ島の山火事で被災した寺院へ

昨年8月、米・ハワイ州のマウイ島で、過去100年で最悪といわれる被害の大規模な山火事が発生した。島西部のラハイナ地域がほぼ全焼し、約100人が亡くなった。現在も被災地への立ち入りが制限されており、厳しい状況の中、復興活動が続けられている。

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核兵器禁止条約の第2回締約国会議を傍聴して 神谷昌道ACRPシニアアドバイザーに聞く

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は昨年11月27日から12月1日まで、米・ニューヨークの国連本部で開催された核兵器禁止条約(TPNW)の第2回締約国会議に、「ストップ! 核依存タスクフォース」メンバーで、アジア宗教者平和会議(ACRP)シニアアドバイザーの神谷昌道氏を派遣した。神谷氏に会議を傍聴した所感を聞いた。

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【東京大学学生・庭田杏珠さん】戦争を自分事にする「記憶の解凍」

戦後生まれが人口の9割に迫り、戦争の実態を伝えることが困難になりつつある現在、戦前の日常を写した白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」が注目を集めている。取り組むのは、大学4年生の庭田杏珠さん。戦争体験者の「記憶の色」を再現し、今の人々が戦争と平和を捉え直すきっかけをつくる――こうした活動の原点とは何か、話を聞いた。

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