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「一食を捧げる運動」啓発――心をつなぐ思いを届ける
「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)のさらなる推進を図る「一食啓発月間」が、5月1日から実施されている。今年打ち出された「一食運動」の新たな「中期推進計画」(2024~26年)の核となるのが、子どもたちが主体的に一食実践に取り組む「いちじきキッズチャレンジ『ドリーム・ギフト』」だ。新たにスタートした活動の概要と、今年度の支援先であるウクライナの子どもたちの様子を紹介するとともに、新たに就任した本会一食平和基金運営委員会の齊藤佳佑委員長(教務部長)の談話を掲載する。
大聖堂建立60周年特集 会員の感謝の声と法話でかみしめる
1964年5月15日、立正佼成会の庭野日敬開祖が願いを込め、全国のサンガ(教えの仲間)と共に約8年をかけて建設した本会の大聖堂(東京・杉並区)の落成式が執り行われた。本会会員の根本道場である大聖堂は今年、建立から60周年を迎えた。法華経の教相を具現したご本尊像「久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊」は今も、参拝する人に安らぎを与え、信仰者としての自覚と信念を呼び起こす。節目を祝う会員の感謝と誓願の声とともに、庭野開祖の法話を通して大聖堂建立の意義を改めてかみしめる。
【早稲田大学社会科学総合学術院教授・山田満さん】投票が「平和な日常」をつくる
2012年に行われた第46回衆議院総選挙以降、国政選挙の投票率は60%未満の低水準で推移している。こうした状況はなぜ続くのか――。今回、選挙監視団の一員として開発途上国などに派遣された経験を持つ山田満教授(早稲田大学社会科学総合学術院)に、監視団の役割、派遣先の人々の選挙に懸ける思いを伺うとともに、政治への関心を高めるためのヒントを聞いた。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(86) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
政治的激変の兆候
4月28日、衆議院の3選挙区で補欠選挙が行われた。自民党の裏金問題が原因となって、唯一候補を立てることのできた島根1区で自民党が敗北し、3選挙区とも立憲民主党が全勝した。さらに、立憲民主党と野党首位を争っていた日本維新の会も、候補者を立てた東京15区と長崎3区の双方で敗北し、東京15区では小池百合子都知事が応援した乙武洋匡候補も惨敗した。日本維新の会と、小池都知事が作った都民ファーストの会は、日本におけるポピュリズムの代表的存在と目されている。
大聖堂建立60周年記念特別展「大聖堂のメッセージ」始まる
立正佼成会の根本道場である大聖堂(東京・杉並区)の建立60周年記念特別展「大聖堂のメッセージ」が5月15日から、大聖堂3階ひまわり広場で始まりました。本展は、大聖堂建立に心血を注いだ庭野日敬開祖の願いとその思いを各種の展示資料を通して改めてかみしめるものです。
身延山久遠寺で持田日勇法主の晋山式 庭野会長の名代として熊野理事長が参列
日蓮宗総本山身延山久遠寺(山梨・身延町)の第93世法主に就任した持田日勇師の晋山式が5月7日、同寺本堂で挙行された。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として熊野隆規理事長が参列。佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同行した。
バチカンがベサク祭にメッセージ―共に平和の構築を(海外通信・バチカン支局)
バチカン諸宗教対話省は5月6日、仏教徒たちが釈尊の誕生、成道(悟り)、入寂(にゅうじゃく)などを同時に祝う「ベサク祭」に際し、世界の仏教徒に宛てて、『和解と反動力(resilience―攻撃的ではなく弾力性のある抵抗力)を通した平和のための協調』と題するメッセージを、バチカン記者室から公表した。
高岡教会 周年記念を機縁に会員綱領に親しむ
立正佼成会高岡教会は今年、教会発足60周年を迎えた。これを記念して、昨年5月、会員綱領の成り立ちや要点、文言の解説をまとめた冊子『開祖さまの願い 私の願い「会員綱領」』を発刊し、会員に配布した。荒川公男教会長は冊子について、「開祖さま(庭野日敬開祖)が会員綱領に込めた思いを改めてかみしめ、皆が開祖さまのお心を自分の言葉で表現できるようになれたらと願っています」と話す。
IARF日本チャプター青年グループが本会バングラデシュ教会青年部と交流
バングラデシュと日本の青年が一堂に会し、懐かしさに笑みを浮かべて友情を深め合う――。4月6日、立正佼成会大聖堂(東京・杉並区)2階の食堂で、国際自由宗教連盟(IARF)日本チャプター青年グループ主催の「バングラデシュ・日本青年交流会」が開催された。両国の青年が対面するのは2年ぶり。同チャプターの市川和一事務局次長、同メンバー、本会バングラデシュ教会会員ら17人が参加した。