一食啓発月間 アフリカへ毛布をおくる運動 日本の思いを届けた最終配付(前編)

参加した会員の声

大館教会渉外部長(76)

「いのちを守る大切な毛布を困っている人に届けたい」という一念で38年間、運動に参加し続けてきました。その中から、支え合い、つながり合いながら生きるこの世で、アフリカの人も日本人の自分も、幸せになりたいと願う仏性を持った同じ人間であり、世の中を明るく平和にする鍵は、自他の仏性の認め合いであると学びました。

世界には、ロシアによるウクライナ侵攻やミャンマー軍の市民への攻撃など平和とは程遠い現状があり、切ない思いに駆られることもあります。そんな時こそ、自他の仏性を認め合う精神を忘れずに、身近な所から世界の平和を求めていきたいと思います。まずは町内会長である私から、高齢者へのケアを中心に町民との交流を深めていきながら、平和なまちづくりに貢献できるよう精進していきたいです。

松江教会学生部長(31)

「あなたがおなかにいた時から毛布をおくる運動に参加していたのよ」。昨年、最後のキャンペーンに取り組む私に、両親が伝えてくれました。多くの人の祈りの中で引き継がれてきた運動の最後のバトンを、自分は受け取ったのだと思うと、使命感が湧きました。「共に生きる」という運動の精神を一人でも多くの仲間と共有したいと、短時間でも直接顔を見て参加を呼びかけました。教会の皆さんの協力を頂き、45枚の毛布をアフリカにおくることができました。

以前、街中の募金箱に献金する私を見て、友人が「おまえがやるなら俺も」と一緒に募金してくれたことがあります。誰かを思う心や行動は周りに伝播(でんぱ)し、次の一歩を踏み出す勇気になる――。友人から学んだその思いが今回のキャンペーンで確信に変わりました。

運動は終了しますが、世界の誰かを思う心は、ウクライナの平和を祈る発信や、一食運動、環境問題への関心など新たな方向へと進んでいます。今後も、苦しい状況にある世界の人に支援の手を伸ばしていきたいです。

賛同・協力者の声

寝具メーカー元社長

長きにわたって「アフリカへ毛布をおくる運動」に携わり、世界の平和を祈る皆さまの尊いご尽力に敬意を払うとともに、運動の精神が末永く社会に広まることを願っています。

私は約10年前、敷田博昭神奈川県議を通じて運動のことを知りました。その理念に共鳴して、当時、勤務していた会社や現在も副会長を務める公益社団法人日本スポーツチャンバラ協会の関係者などにお願いして提供された毛布をクリーニングし、約100枚を用意できました。

毛布を引き取りに来られた立正佼成会横浜教会の会員の方々が感謝の思いで毛布を丁寧に扱うお姿に感動した私は、奉仕の心にあふれたその姿勢に学ぼうと思い、その後も協力させて頂きました。椎名啓至教会長(当時)から、「アフリカの人も日本人も尊いいのちを生きている」という平和観を教わり、社会貢献の意識を高められたのです。

現在、賞味期限の短さやブランドイメージ保持のため廃棄される商品を引き取り、その商品を扱う企業と取引先の従業員に福利厚生として再販売した売上の一部を開発途上国の人々に寄付する事業に関わっています。そんな自分になれたのも、この運動と、教会の皆さまとのご縁のおかげだと思っております。

「アフリカへ毛布をおくる運動」ウェブサイトでは、運動の歴史のほか、取り組みを紹介する動画「アフ毛ちゃんねる」を視聴することができます。
詳しくはこちら https://mofu.org/