つながり深めた第51回「青年の日」 参加者の声

みんなで支え合う

●全ての人に感謝の拍手を●

岐阜教会学生部長(27歳・男性)

新型コロナウイルスの感染が広がる中、岐阜教会では青年部を中心に、医療をはじめ食品やエネルギーの供給など、社会を支えている全ての人々に感謝の拍手を送る活動を続けています。「青年の日」も、みんなで取り組ませて頂きました。私は理学療法士として、病院で患者さんのリハビリに尽くしています。医療従事者の一人として、拍手の活動に寄せるサンガの気持ちが大変有り難く、大きな勇気を頂きました。同時に、人は一人では生きていけず、いつも誰かの支えによって生かされていることに改めて気づかせて頂きました。私自身も、多くの人の真心と支えによって生かされてきました。今は医療従事者をはじめ、多くの方々への感謝を込めて拍手を送っています。

●主体的な行動を心がけ●

金沢教会青年男子部長(32歳・男性)

「青年の日」の趣旨や「アフリカへ毛布をおくる運動」の取り組みに関する動画を7本作り、配信しました。今年は個人での活動になりましたが、部員のみんなと心を合わせて活動したいとの願いからです。動画作りは試行錯誤の連続でしたが、視聴した仲間から「次も待ってるよ」とたくさんの励ましを頂き、同じ目標に向かって歩むことができる喜びを感じました。当日は正午にライブ中継を行い、全員で平和の祈りを捧げました。その後、3年前に毛布の配付ボランティアでモザンビークを訪れたことを思い出しながら、自宅で毛布に縫い付けるメッセージを作成しました。今年の取り組みを通して、主体的に行動し、自ら情報を発信する大切さに気づきました。多くの人の役に立つ私になる――今、心を新たにしています。

思いが通じる

●「みんなでつながりたい」●

新津教会学生部長(25歳・女性)

全員で祈りを捧げるため、LINEのグループ機能を使う案を聞いた時、スマホを持たない中学生などが参加できず、寂しい思いをするのではと不安でした。青年五部の各部長に相談すると、婦人部のつながりで母親たちに声を掛け、家族で参加できるよう働き掛けてくれました。学生部以外の仲間もウェブ会議を重ね、課題を検討してくれました。活動自粛の中でも、「みんなでつながりたい」との共通の願いを持つことで、五部全体で助け合うことができたのです。今日、正午の黙とうの瞬間、たくさんの仲間の祈る姿が思い浮かび、日本中がつながっていると確信しました。今年だからこそ味わえた感動。心強い仲間がいることの喜びを、学生たちにもっと伝えていきたいです。