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機関誌「佼成」創刊70周年特別展 大聖堂3階ホールで開催
機関誌「佼成」が今年、創刊70周年を迎え、大聖堂3階ホール(東京・杉並区)で記念特別展示が昨年12月27日から開催されている。特別展では、立正佼成会会員の法の理解と実践を促していくため、「佼成」創刊を決めた庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖の願いを紹介。また、『表紙を彩る画家の世界』と題し、著名な8人の画家が描画した原画10点が展示されている。
国連UNHCR協会から本会に感謝状 本会のクルド人避難民支援に対し
シリア北東部のクルド人の避難民を救援するため、昨年末に立正佼成会一食(いちじき)平和基金が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に300万円を寄託したことに対し、国連UNHCR協会から本会に感謝状が贈呈された。1月8日、同協会の星野守事務局長が本会を訪れ、法輪閣(東京・杉並区)で同基金運営委員会の熊野隆規委員長(教務部部長)に感謝状を手渡した。当日は感謝状の贈呈に際して懇談の時間が持たれ、同委員の西由江習学部次長(青年ネットワークグループ)が同席した。
中央学術研究所が『大乗仏典思想叢書』発刊 漢訳『法華経』の底本研究語彙索引
立正佼成会の付置研究所である中央学術研究所はこのほど、漢訳された『妙法蓮華経』の底本研究のための語彙(ごい)索引『Philosophica Mahāyāna Buddhica Monograph Series(大乗仏典思想叢書=そうしょ=)』を発刊した。同研究所学術研究室の西康友主幹が編纂(へんさん)した。
佼成学園中アメフット部 日本中学生選手権準優勝
アメリカンフットボールの中学日本一を決める「第7回日本中学生アメリカンフットボール選手権」(NPO法人「東京都アメリカンフットボール協会」主催)の決勝が1月13日、神奈川・川崎市の富士通スタジアム川崎で行われた。3年ぶり3度目の出場となった佼成学園中学校「ロータス」(関東代表)は、関西学院中学部「ジュニアファイターズ」(関西代表)と対戦。13対14で惜敗し、準優勝の成績を収めた。
仙台教会 平和友好使節団が韓国へ
立正佼成会仙台教会の「平和友好使節団」(団長=近藤雅則仙台教会長)の一行26人が1月3日から6日まで、韓国を訪れた。同使節団は、白眞勲参議院議員の協力を得て企画され、昨今、日韓関係が悪化していることから、両国の友好の懸け橋になることを願いとして行われた。
寒中読誦修行期間中に「祈りのことば」を唱和 緊張続く国際情勢を受け平和を祈願
米国とイランの緊張状態をはじめ世界各地で起きている紛争や対立状況が対話と協調によって解決することを願い、立正佼成会では大聖堂(東京・杉並区)の寒中読誦(どくじゅ)修行期間中の1月20日から2月3日まで、大聖堂や各教会で「祈りのことば」が唱和されることになった。
『法華三部経』全巻を読誦する寒修行 大聖堂で始まる
『法華三部経』全巻の読誦(どくじゅ)を通して心を見つめ直し、一年の精進目標を胸に刻む今年の「寒中読誦修行」(寒修行)が1月20日から大聖堂(東京・杉並区)、各教会道場、布教拠点で始まった。
「バチカン国務省外務局の次官補に女性信徒 史上初めて」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
バチカン国務省外務局の次官補に女性信徒 史上初めて
ローマ教皇フランシスコは1月1日、バチカンで毎年元日に行われる世界平和祈願日のミサで説教に立った。この中で、平和の王子(キリスト)が聖母マリアから生を受けた事実に触れながら、「女性は生命の授与者と仲介者であり、(物事の)決定のプロセスに十分な形で参画する権利を与えられなければならない。なぜなら、女性が生命に関するメッセージを伝達する時、世界はさらなる一致と平和を再発見できるからだ」と述べた。
2019年度「一食福島復興・被災者支援」 震災から9年を迎える被災地に 10団体 計850万円を拠出
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、2019年度の「一食福島復興・被災者支援」事業の拠出先(委託先を含む)となるNPO法人や非営利組織10団体を発表した。同支援は東日本大震災で被災した福島県の復興が目的で、2014年から行われている。今回の支援総額は850万円。支援先選定に関わる被災地調査などはNPO法人「ふくしま地球市民発伝所(福伝)」(竹内俊之代表理事)に委託した。
イラクが戦場となることを恐れる――バグダッド大司教(海外通信・バチカン支局)
イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官らが1月3日、イラクの首都バグダッドで米軍の空爆を受けて殺害された。米国防総省は、「海外の米国人を守るために、米国の外交官と軍人を攻撃する計画を積極的に進めていたソレイマニ司令官の殺害を、トランプ大統領の指示によって実行した」と公表した。