青空の下、華やかに 「第50回生誕地まつり」

 

念願の市中行進 沿道の応援が大きな力に
北米国際伝道センター E・Sさん(54)

開祖さまの生誕120年を迎える今年に、みんなで生誕地まつりに参加しようと、全米教会長会議で3年前から計画してきました。

訪日したのはサンアントニオ、ロサンゼルス、ハワイ、サンフランシスコ、ニューヨーク各教会の青年部員ら30人。一緒に行進する浜北教会のお囃子(はやし)の音声を共有し、笛、鉦(かね)、太鼓、そしてマトイの練習を重ねてきました。日本に着いてからも、本部スタッフの方にマトイの振り方をご指導頂き、十日町市に向かうバス車内で笛を練習して、市中行進に臨みました。

行進中、沿道のサンガの応援がとても心に響きました。遠い国に暮らす私たちにとって、同じ信仰を持つ仲間の声援はどれほど温かかったことでしょう。皆が異体同心を実感するかけがえのないひとときを過ごすことができました。本当にありがとうございました。

トラックのハンドルを握り亡き父を思う
福岡教会 H・Kさん(38)

教会でマトイや万灯などを積み込んだトラックを、壮年部員さんと二人で17時間かけて十日町市まで運転してきました。

10年前に福岡教会が生誕地まつりに参加した時、私は実行委員長のお役を頂きました。その時、私の父が、万灯やマトイを運ぶトラックの運転を買って出てくれました。その3年後に父は病で他界。今回、生誕地まつりへの参加が決まった時、今度は自分がトラックを運転させて頂きたいと秀島康郎教会長に誓願しました。

ハンドルを握ると、どこを走っていても<父もここを通ったのか――どんな気持ちだったのだろう>との思いが巡りました。亡き父と会話をしているようで、道中は幸せな時間でした。

市中行進では、信仰を伝えてくれた両親、今回のような機会を与えてくださった教会の皆さんへの感謝の気持ちを込めてマトイを振りました。

父とサンガの支えを胸に
諫早教会 N・Mさん(29)

生誕地まつり初参加という、教会の皆さんにとっても特別な機会に、行進でプラカードを持たないかと声をかけて頂きました。私は小学2年生の時に脳腫瘍を患い、高次脳機能障害を発症しました。現在も、体温調節などが難しく、年に何度か治療を受けています。

声をかけて頂いたときは、みんなと同じようにできるだろうか、最後まで歩き切れるだろうかという不安から、「僕でいいのだろうか」と戸惑いました。しかし、仕事が休みの日などに教会に通う中で、たくさんの方が話しかけてくださり、皆さんの支えに勇気づけられました。練習では足並みをそろえることが難しかったですが、教会の皆さんと同じ目標に向かって取り組めることがとてもうれしかったです。当日は父に支えてもらいながら、無事に自分のお役を果たすことができました。

マトイの輪を広げて 仲間と共に振るう
十日町教会 T・Sさん(24)

コロナ禍前に一度、生誕地まつりでマトイを振って以来、昨年まで十日町教会では行進にマトイが出ていませんでした。一昨年のまつりで、心を一つにしてマトイを振る他教会の会員さんたちの姿に心を動かされ、「来年はマトイで参加しよう」と心に決めました。少しでもマトイに興味のありそうな人に声をかけて仲間を集め、一昨年の冬にマトイ部を復活させました。しかし、教会にはマトイの経験者が少なく、手探りで練習を重ねる苦しい日々が続きました。まだ上手に振ることはできませんが、それでも本番で、懸命に練習してきた仲間と共に行進でマトイを振れたことがとてもうれしいです。この経験を糧に、まだまだ伸びしろのある十日町教会マトイ部を盛り上げていきたいと思います。

仲間と心一つに 8年ぶりの女神輿
南多摩教会 I・Hさん(49)

南多摩教会は生誕地まつりで8年ぶりに女神輿(みこし)を担ぎました。女神輿を復活させると聞いた当初は、重くてつらかった以前の記憶がよみがえり、「担ぎたくない」との気持ちが湧きました。それでも、発起人のA支部長さん(51)から「できるところまでやろう」と熱心に誘って頂き、先導のお役を務めることになりました。声をかけた娘も一緒に参加してくれ、教会一丸となって支部の垣根も越えた手どりを重ねてくださったおかげで、幅広い年代の仲間が集まり、目標の40人がそろいました。厳しい練習の中でも、親子で同じ時間を共有できたことがうれしかったですし、ケガで神輿は担げないけれど準備を手伝ってくれた方、当日参加できないのに練習には来てくれた方など、たくさんの方々に協力を頂いてこの日を迎えられたことに感謝でいっぱいです。

当日、一人ひとりの表情や頑張る姿を間近で見られ、仲間と心一つにして神輿を担ぐ喜びを改めて実感しました。この喜びを胸に、これからも仲間とのつながりを大切にしていきます。

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