核兵器禁止条約が発効 本会がメッセージを発表し「心から歓迎」
『核兵器禁止条約の発効を歓迎します』と題した本会のメッセージ(全文)
立正佼成会は、本日発効された核兵器禁止条約を心から歓迎します。歴史上はじめて核兵器の全面的廃絶を謳ったこの条約が、不信や疑念を背景にした恐怖による均衡から、互いを信頼し支え合う国際社会へと大きく変化していく転換点だと考えるからです。そして核兵器禁止条約の発効を機に、核廃絶に向けた国際的な動きが一層活発になることを切に願っています。
私たちはこれまでも、すべてのいのちが尊重される社会を希求し、核軍縮・廃絶のためにささやかながら祈り、行動してまいりました。核廃絶は未だ途上ではありますが、この条約に込められた願いが、人類すべてが安心して暮らすことのできる世界の礎になることを信じ、これからも、国内外の宗教者をはじめとする各界の関係者や市民のみなさまと連携、協力しつつ、核兵器のない世界に向けて努力することをお誓いいたします。
2021年1月22日
立正佼成会
※立正佼成会は、昨年10月24日に核兵器禁止条約の批准が50の国や地域に達し、発効要件を満たしたことを受け、同28日にこれを歓迎する声明文を発表しています。
『核兵器禁止条約の50カ国・地域批准達成を歓迎します』と題した声明文(本会ウェブサイト)
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