中国佛教協会会長に演覚法師が就任 庭野会長が祝意のメッセージ送る

中国佛教協会の会長に就任した演覚法師

中国佛教協会の新会長に演覚法師(広済寺住職)が就任したことを受け、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会会長を務める庭野日鑛会長が12月9日、演覚法師に祝意のメッセージを送付した。

演覚法師は、同協会の副会長を務め、2018年8月に学誠法師が会長を辞任した後は会長代行としての任を果たしてきた。今月1、2の両日に浙江省寧波市で行われた同協会の第10回全国代表会議の席上、会長に選出された。

17年8月に「第1回日中宗教指導者交流」参加のため、庭野会長が北京を訪れた際には空港に出迎え、あいさつを交わした。その後、庭野会長は広済寺を参拝した。また、18年9月に本会神戸教会で開催された「第21回日中韓仏教友好交流会議 日本大会」(主催・日中韓国際仏教交流協議会)では、演覚法師が中国側団長を務めた。
 
今回のメッセージの中で庭野会長は、3年前に北京の空港で歓迎を受けたことをはじめ演覚法師とのこれまでの交流に触れながら、新会長就任の報に接しての喜びを伝えた。さらに同協会の発展と、日中友好の「黄金の絆」が強固なものになることを祈念し、祝意を表している。