琴の糸のたとえ
釈尊が霊鷲山(りょうじゅせん)にいらっしゃったときのことです。近くの森の中で、ソーナーという弟子が他に類を見ないような厳しい修行をしていました。しかし、ソーナーには一つの悩みがありました。
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これも仏教にかかわることわざです。出典は、『大智度論(だいちどろん)』という論書で、その巻九十四に次のような譬(たと)えとして説かれています。
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「自分はなんの努力もせず、他人の力に頼って願望を成就しようとすること」などと、好ましくない意味で使われていますが、これでは、さぞ、阿弥陀さまもお嘆きのことでしょう。
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方便とは、仏の悟りに到達するための正しい手段、といった意味。『法華経』では、方便を駆使して衆生を救済する長者や名医の姿が描かれています。
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「病はさまざまあれど、名医はその病状を正確に把握し、症状に合った薬を投与する」――状況に応じた的確な対応、を言い表したものですが、人間の四苦八苦に、的確に対処する名医とは、誰あろう、われらがブッダ、お釈迦さまのことです。
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「ここぞと思うときや少々困っている際に、考えてもいなかった手助けや都合のいいことが、それこそグッドタイミングで舞いこむこと」ですが、「渡りに船」の出典は、なんとお経典なのです。
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