えっ、これも仏教語!?(64) 【だいごみ】醍醐味
牛乳を発酵させてできる食品のうち、最高の味をもつものを醍醐といいました。
バターを溶かしたときの上澄みともいわれます。
『大般涅槃経』によれば、その発酵段階は乳味・酪味・生酥味(しょうそみ)・熟酥味・醍醐味という五味に変化します。
これを仏教の悟りの階梯(かいてい)にたとえ、醍醐は究極の段階である涅槃とされています。
醍醐の原語はサルピスとされていますが、日本のカルピスという乳酸飲料は、このサルピスとカルシウムを合体させて作った名前だそうです。
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