えっ、これも仏教語!?(44) 【どうらく】道楽
元は、仏道を求めるという意味で、「どうぎょう」と読みます。
「楽」は願いと同義でした。やがて道楽は、仏道を修めて得られる「楽しみ」「悦(よろこ)び」へと転じます。
法華経薬草諭品に「道(どう)を以(もっ)て楽を受け」とあり、仏道修行によって得た「悟りの楽しみ」「法悦の境地」を表しています。
さらに時代が進むと、「楽しみ」という意味だけが残り、「道楽息子」とか良い意味では使われなくなっています。
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