スーダン首相がWCC訪問(海外通信・バチカン支局)
アフリカのスーダンでは、1956年のイギリス・エジプトによる共同統治からの独立以来、断続的に内紛が続いていた。そして、イスラーム原理主義を基盤とし、世界最悪の人道危機と呼ばれたダルフール紛争などで国際的な批判を浴びたオマル・アル=バシール独裁政権が30年以上続き、それに反対する民衆蜂起が2019年に始まった。2021年には同国軍と民兵組織の即応支援部隊(RSF)が結束してクーデターを起こし、同政権を崩壊させた。
バチカンから見た世界(174)文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
-「平和の神学」を説き続けるレオ14世(3)-
ローマ教皇レオ14世は2月8日、バチカン広場での日曜恒例の正午の祈りの機会に、「平和のために祈り続けよう。経済・軍事大国の戦略は、歴史が教えているように、人類に未来を与えない。未来は、尊重と諸国民間での友愛にある」とアピールした。
令和7年次「学林大樹卒林式」 「尽心」を胸に――庭野会長が法話
令和7年次「学林大樹卒林式」が昨年11月23日、立正佼成会の庭野日鑛会長臨席のもと、青梅キャンパス(青梅練成道場)で行われた。学林大樹60期生2人が卒林を迎えた。卒林生の家族、出身教会の教会長、教団役職者ら50人(オンラインを含む)が参列し、門出を祝った。
「トランプ大統領の平和評議会は“個人クラブ”か」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
トランプ大統領の平和評議会は“個人クラブ”か
米国のトランプ大統領は1月7日、66の国連組織や国際機関などから脱退を指示する大統領令に署名した。国連のグテーレス事務総長は26日、国連安全保障理事会が開いた「法治」に関する公開討論で演説し、世界各地で「露骨な国際法違反が行われている」「法の支配がジャングルの掟(おきて)に置き換えられつつある」と警鐘を鳴らした。27日付の「47NEWS」は、グテーレス氏は法の支配が第三次世界大戦の回避に貢献してきたと指摘し、安保理の常任理事国 は国際法の遵守(じゅんしゅ)において「模範を示す特別な責任を負っている」と訴えたと報じている。
バチカンから見た世界(173) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
-「平和の神学」を説き続けるレオ14世(2)-
米国カトリック司教会議議長のポール・コークレイ大司教(オクラホマシティー)は1月12日、ホワイトハウスのオーバル・オフィス(大統領執務室)でトランプ大統領と懇談した。ホワイトハウスは、トランプ大統領が執務室にあるテーブルの椅子に座り、コークレイ大司教が彼の横に立っている写真を公開した。二人とも笑顔だった。
トランプ政権の不法移民大量送還に抗議するユニテリアン・ユニバーサリスト(海外通信・バチカン支局)
米国トランプ政権の目玉政策である、不法移民の大量送還。宗教施設内での不法移民の逮捕を禁じた法令を廃棄し、移民・関税執行局(ICE)の職員に強大な権限を与え、施行している。ICE職員は警官ではないが、銃の携帯を許されている。だが、その政策とICE職員による残酷な施行に、同国内の諸宗教者が結束して抗議運動を展開している。
食から見た現代(23) 給食センターで“給食”を食べる子どもたち 文・石井光太(作家)
今年も、文部科学省の国公私立の小中学校に対する調査で、不登校の児童・生徒数が過去最高を更新した。12年連続の増加で、2024年度は小中学校合わせて35万3970人となっている。
バチカンから見た世界(172) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
-「平和の神学」を説き続けるレオ14世(1)-
米国のカトリック司教会議が、米国とソビエト連邦(現・ロシア)間での冷戦と核戦争への恐怖が頂点に達した世界に向けて、『平和の挑戦——神の約束とわれわれの応え』と題する司牧書簡を公表し、核軍縮や軍拡の停止を訴えたのは1983年のことだった。この司牧書簡は、世界のカトリック教会のみならず、国内外の一般世論にも大きな影響を与え、89年のベルリンの壁崩壊へ向けて道を拓(ひら)くことに貢献した。
「ベネズエラの主権と国際法の遵守を――教皇とWCCがトランプ大統領に要請」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
ベネズエラの主権と国際法の遵守を――教皇とWCCがトランプ大統領に要請
米国のトランプ大統領は1月3日、国際法(国連)や米国議会の承認を得ることなく、大統領権限でベネズエラに軍事介入してマドゥロ同国大統領とフローレス夫人を拘束し、ニューヨーク・ブルックリンにある拘置所へと連行した。彼らに対する容疑は、「麻薬テロによる米国攻撃」だった。






