預金や年金の使われ方に一層の関心を 平和を築くための「責任投資」とは 東京でシンポジウム

銀行の預金や各人が支払っている公的年金の資金がどのように使われ、それによって世界にどのような影響を与えているかを考えるシンポジウムが3月15日、東京・新宿区の日蓮宗福聚山常圓寺で行われた。

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発達障害・発達凸凹――当事者からのメッセージ 広野ゆい・NPO法人DDAC代表

私は発達障害の当事者です。ちょっと見ただけではきっと、皆さんには私に発達障害があるということは分からないと思います。発達障害にはADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)、LD(学習障害)といった特性がありますが、31歳の時に医者から診断されたのは、ADHDでした。日本の人口の3~5%が該当すると言われ、「強い貧乏ゆすり」「絶え間ないおしゃべり」「じっとしていられない」「周囲にちょっかいを出す」などが特徴です。活動量が多く、エネルギッシュな多動性は、ある人とない人がいます。

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『宗教者が担う社会活動――宗教教誨師、チャプレン、臨床宗教師の現場から』 日宗連がセミナー

日本宗教連盟(日宗連)による第5回宗教文化セミナーが3月13日、東京・中央区の聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂で行われた。テーマは『宗教者が担う社会活動――宗教教誨師(きょうかいし)、チャプレン、臨床宗教師の現場から』。日宗連に協賛する5団体(教派神道連合会、日本キリスト教連合会、全日本仏教会、神社本庁、新日本宗教団体連合会)の関係者、市民など77人が参加した。

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第二次世界大戦の戦没者を慰霊 新宗連青年会がミャンマーに調査団派遣

新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)の「ミャンマー調査団」が2月27日から3月6日まで派遣され、立正佼成会の本部スタッフを含む3教団から5人が参加した。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(1) 「成年後見推進ネット これから」(練馬教会が支援)

立正佼成会「一食(いちじき)地域貢献プロジェクト」が全国で進められている。これは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を全国各教会が主体的に活用し、地元のニーズに応えて活動する非営利団体への支援を通し、温かな地域づくりに貢献するもの。各教会が支援する団体の活動を紹介する。

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東日本大震災「一食三県支援」の現場から 絆をつむぎ支え合う人々(1)

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県では、各地域で住民たちが復興に向けた取り組みを進めている。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、他府県で暮らす福島からの避難者を支える活動も行われている。立正佼成会一食(いちじき)平和基金では、「東日本大震災三県支援」として、地域の課題の解決や地元のニーズに沿った活動を展開している民間組織や住民組織、NPO法人などをサポートしてきた。震災から6年を迎え、復興に取り組む3団体の活動を紹介する。第1回は、宮城・石巻市の「鮎川港まちづくり協議会」。

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台湾・天帝教の張師らが来会

台湾を中心に活動する宗教法人「天帝教」で総会理事を務める張光弘開導師と、日本で道務理事を務める小島笑美子開導師が3月3日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。大聖堂での読経供養や開祖記念館を見学した後、事務庁舎で澤田晃成総務部部長と面会。本会の儀礼儀式などに話題が及んだ。

仙台で日本臨床宗教師会の「第2回フォローアップ研修」 現場で求められる力量とは

日本臨床宗教師会による「第2回フォローアップ研修」が2月26、27の両日、エル・パーク仙台や東北大学で行われ、約180人の宗教者や市民が集った。

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『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(1) 文・小倉広(経営コンサルタント)

「会社で評価してもらえなくて、毎日、苦しいんです」

「上司から評価されず、自信がなくなった」

「昇進・昇格が遅く、落ちこんでいる」

ビジネスマンから多く寄せられる悩みです。私自身も同じような経験が何度もあります。つらいですよね。

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えっ、これも仏教語!?(3) 【うそもほうべん】嘘も方便

方便とは、仏の悟りに到達するための正しい手段、といった意味。『法華経』では、方便を駆使して衆生を救済する長者や名医の姿が描かれています。

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