「ペルシャ湾の緊張緩和は外交交渉によって――教皇」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

ペルシャ湾の緊張緩和は外交交渉によって――教皇

米国と、サウジアラビアを中心とするイスラーム・スンニ派の湾岸諸国が、シーア派のイランと対立することで緊張が高まっているペルシャ湾情勢。トランプ米大統領からの要請を受けて安倍総理がイランを訪問していた6月13日、ペルシャ湾の入り口にあたるホルムズ海峡で、日本を含むタンカー2隻が攻撃され、同地域における緊迫度がさらに増している。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ バリトンサクソフォン・栃尾克樹さん Vol.3

インスペクターとして楽団員の働きやすい職場環境づくりに尽くしてきた栃尾克樹さん。人知れぬ苦労も、笑い話で振り返る、豪胆な性格の関西人だ。入団して15年、定年まで5年を残し、奏者としてさらに磨きをかけたいこと、また楽団員として大切にしていることを聞いた。

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逃亡犯条例改正案をめぐる問題 対話による解決を呼び掛ける香港の諸宗教者(海外通信・バチカン支局)

刑事事件の容疑者の身柄を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対し、6月に入ってから若者や学生たちによる大規模な集会が続く香港。対立の激化を憂慮する香港カトリック教会の湯漢枢機卿がこのほど、見解を表明した。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(28) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

令和初の国政選挙で大事なこと

令和時代が始まって、まもなく初の国政選挙を迎える。私たちは、新時代にふさわしい政治をつくっていくことができるだろうか。

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【釜石教会】 教会発足60周年記念式典

6月9日、岩手・釜石市民ホールTETTOで立正佼成会釜石教会が教会発足60周年記念式典を開催し、700人が参集した。

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難民の「故郷の味」を大聖堂で提供 本会一食平和基金事務局が企画

6月5日、立正佼成会の大聖堂2階食堂(東京・杉並区)のランチメニューにエチオピアの郷土料理をアレンジした「ドロワット風カレー」が登場した。

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第20回「いのちの尊さを祈る日」 中野教会が加盟する明るい社会づくり中野区宗教者懇話会が主催

明るい社会づくり中野区宗教者懇話会主催の第20回「いのちの尊さを祈る日」の式典が5月19日、東京・中野区の真言宗豊山派新井山梅照院(新井薬師)「大悲殿」で開催され、立正佼成会中野教会をはじめとする同区内の宗教者、識者など約140人が参加した。

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一食ユニセフ募金の浄財がリベリアで 女性や子どもの笑顔があふれる社会に

「一食(いちじき)ユニセフ募金」による浄財の活用状況を視察するため、立正佼成会青年ネットワークグループのスタッフ2人が日本ユニセフ協会の職員と共に西アフリカのリベリアを訪れた。同国では、1989年から2003年まで二度の大きな内戦が勃発。その後、14年から16年にかけてのエボラ出血熱の流行で多くの人命が失われ、孤児が急増した。同募金の浄財は、ユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の共同事業に充てられており、同国では2011年から現地の諸宗教者と協力しプロジェクトを実施。現在は「内戦とエボラ出血熱で影響を受けた子どもの心のケア」を展開している。各地での取り組みを取材した。

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バチカンから見た世界(81) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

イスラームの祝祭日に合わせ、人類の友愛を実践する諸宗教者

6月上旬にイスラームのラマダン(断食月)が終わり、世界のムスリム(イスラーム教徒)たちが「断食明けの祝祭日」(イド・アル・フィトル)を祝った。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ バリトンサクソフォン・栃尾克樹さん Vol.2

栃尾克樹さんがTKWOに入団したのは40歳の時。それまで、経済的に厳しい時期も、奏者以外の職業を考えたことはなく、「奏者として生き続けることは、息をすることやご飯を食べることと一緒」との考えから、音楽の道をただひたすらに歩み続けてきた。今回は、昨年まで10年間務めた楽団でのもう一つの“顔”――インスペクターについて聞いた。

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