「明るい社会づくり運動」第19回通常総会 地域協力、人材養成の各事業を発表

あいさつに立つ砂川理事長

NPO法人「明るい社会づくり運動」(明社)の第19回通常総会が6月15日、佼成図書館視聴覚ホール(東京・杉並区)で行われ、理事を含む全国の運営会員ら53人(委任状提出者、書面表決者を含む)が参加した。協力団体である立正佼成会から、常務理事を務める澤田晃成総務部部長が出席した。

総会では、砂川敏文理事長のあいさつに続き、昨年度の事業報告と活動計算書、定款変更などが審議を経て承認された。この中で、山口・萩市で開催された「2018 全国集会in萩」では、「平成30年7月豪雨」(西日本豪雨)の影響で交通機関が乱れ、山口県内に崖崩れが発生するなど、参加困難な状況に見舞われながらも、萩市明るい社会づくり推進協議会の会員らの全面的な協力により実施できたことが報告された。

次いで、今年度の事業計画、予算の提示に移った。今年度の事業では、すでに4月に「明るい社会づくり運動 提唱50周年記念大会」「全国都道府県会議」が開催されたことを紹介。加えて、東日本大震災およびその他の災害において、全国明社が地区明社などと協働し、復興支援に取り組む「地域協力事業」や、地域社会に貢献できる防災などのボランティアリーダーの育成を目的とした「人材養成事業」の計画が発表された。