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バチカンから見た世界(129) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
イスラーム・スンニ派とシーア派の和解を訴えるタイエブ総長
今年9月にカザフスタンの首都アスタナで行われた「世界伝統宗教指導者会議」(同国政府主催)、10月にイタリアのローマで聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体=本部・ローマ)主催で開催された「第36回世界宗教者平和のための祈りの集い」、そして11月にはバーレーン王室が主催する「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」が挙行され、世界の諸宗教者による世界平和の構築に向けた貢献を探る国際会議や祈りの集いが相次いで実施された。
砂漠に立つ“生命の木”――教皇のバーレーン訪問(海外通信・バチカン支局)
諸宗教対話による世界平和の構築に向けた貢献を求める、ローマ教皇フランシスコの巡行が続けられている。教皇は11月3日、「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」に参加するため、バーレーン中部のアワリを訪れ、ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王の歓迎を受けた。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(68) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
統一的管理システムと全体主義
安倍晋三氏の国葬が終わった。各種世論調査では評価しない人の方が多く、岸田内閣支持率はさらに下落を続けている。やはり、安倍氏関連の人々の「盛者必衰(じょうしゃひっすい)」が始まっているようだ。
内藤麻里子の文芸観察(38)
夕木春央さんの『方舟(はこぶね)』(講談社)は、衝撃的な作品だ。極限状態で究極の選択を迫る本格ミステリーなのだが、なんと言おうか、定番の本格ものだと油断していたら、とんでもない目に遭った。
「生誕地まつり」代替イベントの一つ 菅沼求道トレッキングツアー 庭野開祖の少年時代を追体験
新型コロナウイルス感染症の流行で中止となった「第46回生誕地まつり」(主催・同実行委員会)の代替イベントの一つである「菅沼求道(きゅうどう)トレッキングツアー」が10月29、30の両日、新潟・十日町市で行われた。2日間で県内外から28人の立正佼成会会員が参加した。
「岡山県宗教者の会」第41回世界連邦岡山県宗教者大会 『人を植える』テーマに、岡山教会で開催
立正佼成会の岡山県下4教会(岡山、津山、勝山、倉敷)が加盟する「岡山県宗教者の会」は10月19日、「第41回世界連邦岡山県宗教者大会」を本会岡山教会(岡山市)で開催した。テーマは『人を植える』。同会に加盟する10団体から50人が参集し、大会の様子はオンラインでライブ配信された。
佼成カウンセリング研究所 設立50周年記念「有資格者全国大会」をオンラインで開催 光祥次代会長が法輪閣であいさつ
佼成カウンセリング研究所の設立50周年を記念し、10月30日に「有資格者全国大会」が東京・杉並区の法輪閣大ホールを会場にオンラインで開催された。テーマは『紡ぎあい、未来へ』。当日は、同研究所の養成講座を修了した有資格者30人が新型コロナウイルス感染症対策を施した会場に参集。佼成カウンセラーら約330人がリモートで参加した。
光祥次代会長が「多宗教による平和構築にむけた生涯功績賞」を受賞 第1回授賞式にビデオメッセージ寄せる
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際共同議長、アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター(KAICIID)理事などを務め、諸宗教対話による平和構築に尽力する立正佼成会の庭野光祥次代会長がこのほど、ノートルダム大学キオウ国際関係研究スクール内にあるアンサリ世界宗教研究所と、WCRP/RfP国際委員会が共催する、「多宗教による平和構築にむけた生涯功績賞」を受賞した。10月3日には、米・インディアナ州の同大学で授賞式が開かれ、光祥次代会長がビデオメッセージを通じてスピーチした。