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南アジア伝道区「青年大会」『~Let’s live together!!~』をテーマにオンライン開催
立正佼成会南アジア伝道区は11月5日、『~Let’s live together!!~』をテーマに、「青年大会」をオンラインで開催した。タイ、バングラデシュ、スリランカ、インド、カンボジア、ネパール、シンガポールの各拠点から約320人が参加した。
中央アジアで発展する諸宗教間対話(海外通信・バチカン支局)
「ムスリム長老評議会」(アラブ首長国連邦)のモハメド・アブデルサラム事務総長と、カザフスタンの「諸宗教・諸文明間対話発展のためのナザルバエフ・センター」のブラト・サルセンバエフ所長は11月11日、カザフスタンの首都アスタナで懇談し、「中央アジアにおける諸宗教・諸文明間対話を発展させ、特に、若年層に広がる誤解を解き、寛容と共存を促進するための覚書」に署名した。アラブ首長国連邦の国営通信社「エミレーツ・ニュース・エージェンシー」が同日、アスタナから伝えた。
本会一食平和基金 JENを通じた緊急支援活動から パキスタン、アフガニスタンの報告会
立正佼成会一食(いちじき)平和基金は今年、大雨による洪水被害に見舞われたパキスタンと、政変による情勢不安や地震の影響を受けるアフガニスタンに、認定NPO法人ジェン(JEN)を通じて緊急支援を行ってきた。JENでは、両国で深刻化する人道危機に対し、食料や現金の支給など救援活動を続けている。10月19日、支援の現状などを伝える報告会がオンラインで開催された。当日は、来日したJENの現地代表者2人と、木山啓子事務局長が支援状況や受益者の声、活動に込めた願いについて語り、青年ネットワークグループスタッフ、青年教務員ら約50人が参加した。内容を紹介する。
本会が「ウクライナ緊急募金」を再開 厳しい冬を越す人々を支援
困難な状況に置かれたウクライナの人々が、東ヨーロッパの厳しい冬を越すための支援を目的に、立正佼成会はこのほど、「ウクライナ緊急募金」の再開を決定した。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(21) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)
神紋は個々の神社や御祭神を示すシンボルでもあり、神社の歴史や由緒の一部
小生はいわゆる掃苔家(そうたいか)、“墓マイラー”ではないが、時折、各地の墓苑に赴いて調査を行うことがある。近年の墓苑では、墓石の表面に「〇〇家之墓」といった名称がなく、「倶会一処(くえいっしょ)」といった仏教にちなむ言葉をはじめ、花や楽譜、その人が好んだ文章や四字熟語、あるいは生前の事績が記されるなど、さまざまな形式の墓標が見られる。現代社会における墓は、かつてのような均一的なものでなく、多様な墓の在り方が共存しているのだ。
バチカンから見た世界(130) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
「人類の友愛に関する文書」を指標に戦争の荒海を航海しよう――教皇
バーレーン王室が11月3、4の両日に同国で開催した「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」でスピーチしたイスラーム・スンニ派最高権威機関「アズハル」(エジプト・カイロ)のアハメド・タイエブ総長は、同フォーラムが「21世紀に生きる人類の男女が、『苦い果実』をかみしめている時に開催された」とコメントした。同総長の指摘する“苦い果実”とは、「戦争、流血、破壊、貧困、孤児、夫を亡くした女性、移民、避難、未知の未来と、想像もできない暗黒に対する恐怖」などだ。これらは、「市場経済、富の独占、貪欲、消費主義、第三世界諸国に向けた殺戮(さつりく)に使われる重兵器の輸出に加え、宗教や宗派、民族の違いによる紛争の拡大、暴動や紛争の扇動、安定した国家の不安定化」などの犠牲者なのだという。
「青年の日」通年の取り組み 青年部員一人ひとりが日々の実践を見つめ、社会貢献の意識を高め合う
立正佼成会の全国の青年部員が地域社会で菩薩行を実践する「青年の日」が、今年も通年で行われている。