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夏の青少年活動&夏祭り 弾けて広がる笑顔の輪

今年5月に新型コロナウイルス感染症の法律上の分類が「5類」となったのを機に、全国の立正佼成会各教会では、地元の夏祭りに参加したり、夏の青少年活動を再開したりしている。その様子を写真と共に紹介する。

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絵が問う生きる意味――「無言館」で画学生たちの思いに触れる

長野県上田市の山中にたたずむ「無言館」。ここは、画家を志しながらも戦争で命を落とした若者の絵を集める美術館だ。出征の直前まで、愛する人の姿や故郷の風景を描き続けた画学生の絵は、現代の私たちに“生きること”の意味そのものを問いかける。無言館を訪れ、戦争と平和について自問自答した若手記者3人の手記と、窪島誠一郎館主の談話を紹介する。

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【『永平広録』現代語訳の著者・木村清孝氏】自分なりの“よりどころ”が見つかる一冊

仏教学者の木村清孝氏の書籍『『永平広録』「上堂語・小参」全訳注』上下巻(佼成出版社)が先ごろ発刊された。『永平広録』とは鎌倉初期の禅僧で曹洞宗の開祖・道元の説法や法話を集めた語録集で、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』と共に道元思想の理解に不可欠な著作といわれる。自身も曹洞宗の僧侶でありながら、長年、華厳思想を基にした東アジア仏教を研究してきた木村氏が、「念願の一つ」という道元思想の全体像を描き出した一冊。発刊を記念し、著者の木村氏に、道元との出会いや書籍に込めた思いなどを語ってもらった。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(77) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

家と国家というコミュニティーにおける生死の歴史

8月には、暑さの中で、お盆があり、「原爆の日」や終戦記念日があり、毎年式典がある。各家庭でも、そして日本中でも犠牲者を悼(いた)み追想し、戦争と平和を思う月だ。個人とともに、家族や国民というコミュニティーを重視する「徳義共生主義(コミュニタリアニズム)」の観点から見ても、そこで共に生きる人々の生死を改めて考えるべき時だと言える。

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DJボウズの音楽語り(4) 文・戸松義晴(浄土宗心光院住職)

アルバム「ABC」

マイケル・ジャクソンの話をしたくて、うずうずしていました。ジャクソン5のセカンドアルバム「ABC」に収録されている「LA-LA MEANS I LOVE YOU」が、このアルバムでは一押しです。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 7月の法話から

7月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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大人が学ぶ 子どもが自分も相手も大切にできる性教育(7) 文・一般社団法人ソウレッジ代表 鶴田七瀬

『タブーからの脱却』

子どもの教育では、「性的な話は全て遠ざける」というのが、第一選択肢に上がることが少なくありません。現在の学校の指導要領からも、高校生まで「妊娠に至る具体的な行為を知らない」というのが理想的な状況とされているように感じます。

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新宗連が「靖国神社の政治利用に対する意見書」を岸田首相に提出

新日本宗教団体連合会(新宗連)は7月27日、鈴木裕治・新宗連信教の自由委員会委員長(妙智會教団理事)、力久道臣・同政治委員会委員長(善隣教教主)の連名による「靖国神社の政治利用に対する意見書」を岸田文雄首相に提出した。

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令和5年次「壮年(ダーナ)総会」 一隅を照らし、惜しみなくつながる壮年の在り方を学ぶ

立正佼成会の令和5年次「壮年(ダーナ)総会」が7月30日、法輪閣(東京・杉並区)を会場にオンラインで開催され、庭野光祥次代会長が臨席した。テーマは『一隅(せかい)を照らす 私はどこに?』。総会では、体験発表やディスカッションを通して、周囲と明るく触れ合いながら布教に励む理想の壮年像について模索された。会場の模様は全国の壮年部員に向けてライブ配信された。

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「世界初の核実験の場から核兵器廃絶を訴える大司教」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

世界初の核実験の場から核兵器廃絶を訴える大司教

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツなどによる原子爆弾の開発を恐れる米国、英国、カナダは、科学者、技術者を総動員して核爆弾の開発を目指す「マンハッタン計画」を実行した。1945年7月16日、米国南西部にあるニューメキシコ州サンタフェ市南部の砂漠で、世界初の核実験(トリニティ実験)を実施。同年8月6日、9日には、原子爆弾が広島と長崎に投下された。

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