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災害弱者をどう守るか WCRP/RfPが新春学習会

地震や豪雨などの災害に見舞われた際、安全な場所に自力で避難することが困難な高齢者や障がい者、乳幼児、妊産婦、外国人など「災害時要援護者(災害弱者)」に対する支援の必要性が再認識されている。こうしたことを受け、本会も加盟する世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は1月25日、新春学習会「宗教者としての災害への備え――災害時に特別な配慮が必要な方々への対応について」を法輪閣で開催。「被災地障害者センターくまもと」の東俊裕事務局長が基調発題を行った。

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カンボジアから元難民ヴァンナック氏が来会し、講演

カンボジア諸宗教評議会(CIC)の会合に出席するため、昨年12月、同国プノンペン市を訪れた庭野光祥次代会長のガイドを務めたノウン・ヴァンナック氏が1月24日から28日まで立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。26日午後には、普門館国際会議室で開かれた世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の特別学習会「共に生きるための難民支援とは」の席上、特別講演を行った。

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バチカンから見た世界(2) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

中東の和平構築に向けて――ローマ教皇とアッバス議長が会談

イスラエル政府によるヨルダン川西岸と東エルサレム(アラブ人居住区)へのユダヤ人の入植政策や分離壁の建設などにより、イスラエルとパレスチナ自治政府の和平交渉は停滞したままだ。交渉の再開を求めるパレスチナ自治政府のアッバス議長は1月14日、バチカンを訪問し、ローマ教皇フランシスコと会談した。

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中山身語正宗の八坂宗務室室長らが本会を訪れ、開祖記念館を見学

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の学習会に合わせ、中山身語正宗大本山瀧光徳寺(佐賀・基山町)の八坂憧憲・宗務室室長はじめ6人が立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、1月26日に開祖記念館を見学した。本会役職者から同館設立の経緯、展示の特徴などの説明を受け、庭野隆市・前館長と懇談した。

「カジノ法」を考える(1) 社会への影響は? 鳥畑静岡大学教授に聞く

カジノを解禁する「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(IR推進法=通称・カジノ法)が昨年12月16日に成立し、同26日に施行された。今後、整備推進本部が内閣に設置され、カジノの運営方法や入場規制などを盛り込んだ実施法案の策定が進められる。推進派は、雇用の拡大、観光客の増加、それによる税収増といった経済効果や地域振興を見込むが、カジノ解禁による社会的影響は大きい。IR推進法が根本的に抱える問題について、専門家のインタビューを2回にわたって紹介する。今回は、地域に与える影響、経済面の懸念などについて、参議院内閣委員会の参考人を務めた静岡大学の鳥畑与一教授に話を聞いた。

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乳幼児期の子どもの発達  「子どもの権利条約」の視点から 大谷美紀子弁護士

「子どもの権利条約」は現在、196の国と地域が批准する、最も多くの締約国を有する国連の人権条約です。この中で、子どもとは、「18歳未満の全ての者」と定められています。未熟な存在である子どもを保護する義務を大人に課するだけでなく、子ども自身が“権利の主体”という考え方が、条約の大きな柱となっています。

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知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(2)

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。憲法を学ぶ大切さについて種田和敏弁護士に聞いた。

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全国で『法華三部経』読誦

「平成29年次寒中読誦修行(寒修行)」が大聖堂はじめ全国の教会道場や地域道場などで始まった。

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知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(1)

カフェの雰囲気で、“気軽に”憲法を語り合う

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。立正佼成会でも昨年、全国115会場で行われた。昨年末には、「あすわか」の協力を得て職員対象の学習会も実施。憲法カフェの取り組みと、憲法を学ぶ大切さについての種田和敏弁護士へのインタビューを紹介する。

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温かい地域社会づくりを目指し草の根で活動する団体を支援 一食地域貢献プロジェクト

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は、平成26年から「一食地域貢献プロジェクト」を実施している。これは、全国教会の中から特定の教会が、同基金の浄財の一部を活用して、地元の非営利団体を助成するプロジェクト。温かな地域社会づくりの一助に尽くすことを目的にしている。昨年は30教会が取り組み、合わせて92団体を支援。これまでの3年間で、助成先は延べ225団体に上り、総額3747万2398円が各団体の活動に役立てられた。助成先の中から3団体の活動を紹介する。

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