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唯仏与仏(4) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

日常生活のなかで、仏になるための修行の第一は、朝な夕なに法華経を読誦(どくじゅ)することです。この読経供養で仏さまの説法を心に刻みつけると、自然に仏さまを恋慕渇仰(れんぼかつごう)する心が湧いてくるのです。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ ピッコロ・丸田悠太さん Vol.3

丸田悠太さんは、フルート演奏の幅を広げるために始めたピッコロに魅せられ、やがて東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)にピッコロ奏者として入団する。今は楽団の“際立つ存在”としてファンの注目を集める。今年6月の第139回定期演奏会ではソリストを務めることが決まった。今回は、定期演奏会に懸ける意気込みに加え、演奏家としての理想の姿について聞いた。

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ミンダナオ子ども図書館メンバーが本会訪問 「ゆめトモ交流プログラム」スタート

フィリピン・ミンダナオ島にある、「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の奨学生ら13人が5月14日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。MCLは、平和活動を通じた本会のパートナー団体。今回の訪問は、昨年に続いて、本会の青年部員と触れ合う「ゆめトモ交流プログラム」への参加のためだ。一行13人は、16日から27日まで13教会を訪れる。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(15) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

貧困問題と宗教

前回に書いたように、東アジアの歴史的変化は確かに進みつつあるように見える。北朝鮮と韓国の首脳が歴史的な会談を行った。両首脳が南北の境界線をまたいで共に歩いたのは、分断の悲劇の歴史をよく知る人々にとっては感動的なシーンだった。希望を失わずに「祈りと対話と行動」を続けることが大切だと改めて分かるだろう。

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軍隊を持たないコスタリカ その軌跡を追った映画の監督が来日

憲法で軍隊の保有を禁じ、大国からの圧力や隣国による侵略に対抗する手段として“平和外交”を進めてきた中米コスタリカ。その軌跡を追ったドキュメンタリー映画の上映会と「監督来日シンポジウム」が4月27日、日比谷コンベンションホール(東京・千代田区)で行われた。5月3日の憲法記念日に合わせ実施されたもので、主催はユナイテッドピープル株式会社。144人が来場した。

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【詳報】第35回庭野平和賞贈呈式 アディアン財団の共生教育による功績たたえ

公益財団法人・庭野平和財団による「第35回庭野平和賞」贈呈式が5月9日、東京・港区の国際文化会館で行われた。受賞団体は、レバノンの国際NGO「アディアン財団」。教育活動を通じ、宗教対立を超えた和解と、多様性を豊かさとして享受する市民社会の構築に取り組んできた。贈呈式では、宗教者や識者200人が見守る中、庭野日鑛名誉会長から、アディアン財団の創設メンバーであるファディ・ダウ理事長(46)とナイラ・タバラ副理事長(46)に賞状などが手渡された。

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幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(3) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

無罪の幸せ――クッジュッタラー

幸せに暮らしたいなあ、という願いは万人に共通でしょう。では、一つ質問。
「あなたにとって、幸せってどういうことですか?」

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第35回庭野平和賞受賞記念講演 アディアン財団のファディ・ダウ理事長 

5月10日に国際文化会館で行われた第35回庭野平和賞贈呈式の席上、記念講演に立ったアディアン財団のファディ・ダウ理事長は「平和なくして、宗教はない」と語り掛け、宗教者、信仰者が共に手を携えて、全て人の尊厳を尊重する世界の実現を訴えた。全文(仮訳)を紹介する。

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第35回庭野平和賞贈呈式 庭野日鑛名誉会長 挨拶

5月10日に国際文化会館で行われた第35回庭野平和賞贈呈式の席上、庭野平和財団を代表し庭野日鑛名誉会長が挨拶に立った。以下に全文を紹介する。

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UAEで国際ムスリム共同体会議 光祥次代会長が日本の仏教徒として出席

『非ムスリム社会におけるイスラームの未来――チャンスとチャレンジ』をテーマに「国際ムスリム共同体会議」が5月8、9の両日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ市内のホテルで開催された。ムスリム(イスラーム教徒)少数派の国々のイスラーム聖職者を中心に140カ国から諸宗教代表者、政治指導者、研究者ら550人以上が参加。正式招待者として出席した立正佼成会の庭野光祥次代会長が開会式でスピーチを行った。

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