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第14回善知識研究会 地域の魅力を再発見 活性化への可能性探る
『内の魅力を知り、外と繋がる―自分らしさと地域における誇りの再発見―』をテーマに、立正佼成会中央学術研究所による「第14回善知識研究会」が10月28日、オンラインで開かれた。同研究所外部講師、客員研究員、教会長、本部職員、会員など約70人が出席した。
教団付置研究所懇話会 第21回年次大会 変遷する社会の中で宗教の在り方を問う
平和、人権、環境、教育、生命倫理の問題に宗教者はどう向き合うことができるか——。立正佼成会中央学術研究所が加盟する「教団付置研究所懇話会」は2002年、日本社会に「真の宗教性の復権」をもたらすことを願い発足した。以来、宗派教派を超え、現代社会を取り巻く問題について情報交換を行い、日本の宗教者の相互理解と協調・連帯を図ってきた。年次大会の開催、研究部会の活動、会員相互の情報交換を通し、研さんを積んでいる。
新英訳『法華経の新しい解釈』 47年ぶりに改訂
新英訳『法華経の新しい解釈』(Buddhism for Today: The Essential Wisdom of the Threefold Lotus Sutra)がこのほど、立正佼成会国際伝道部から発刊された。改訂は初版から47年ぶり。庭野日敬開祖の解釈を通して、法華経の教えと平和思想を世界に広めることを目的に、改訂作業が進められた。
「教皇がCOP28に参加」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
教皇がCOP28に参加
ローマ教皇フランシスコは11月1日、イタリア国営テレビ(RAI)が放映したインタビュー番組の中で、「12月1日から3日までアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、『第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議』(COP28)に参加する意向」を表明していた。バチカン報道官のマテオ・ブルーニ氏は3日、「教皇は、UAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領から招待を受け、COP28に参加するため1日から3日までドバイを訪問する」と正式に公表した。
内藤麻里子の文芸観察(50)
第二次世界大戦中のドイツ各地に、「エーデルヴァイス海賊団」という少年少女たちによる反体制グループがあったという。そんなことは全く知らなかった。逢坂冬馬さんの『歌われなかった海賊へ』(早川書房)は、そんな知られざる歴史的存在に命を吹き込んだ。さらに、彼らを取り巻く善良なる市民の罪深さも描き出し、我々に突きつけてくる。
中津川教会少年部 楽し、おいし、サツマイモ掘り
「とれたー!」――秋晴れの空の下、大きなサツマイモを手に子どもたちが歓声を上げる。10月22日、立正佼成会中津川教会が開催した「さつまいもプロジェクト」の収穫の一こまだ。同教会の支部会計(72)の畑に少年部員ら約50人が集まり、サツマイモ掘りに汗を流した。
教皇とバイデン米大統領が中東情勢を巡り電話で会談(海外通信・バチカン支局)
バチカン報道官のマテオ・ブルーニ氏は10月23日、ローマ教皇フランシスコが22日午後にバイデン米大統領と20分間の電話会談を行ったと明かした。内容は、「世界の紛争状況と平和に向けた道程を模索する必要性」とだけ公表した。一方、ホワイトハウスが同日に発表した「リードアウト」(声明文)によると、同大統領と教皇は、「イスラエルとガザ(パレスチナ自治区)における最新の展開」について話し合ったとのこと。