新着
内藤麻里子の文芸観察(53)
雫井脩介さんの『互換性の王子』(水鈴社)は、不思議な手触りの小説だ。後継者争いと商品開発が絡む企業小説なのだが、一般的に企業小説と聞いてイメージする作品とは一線を画す。恋愛小説、家族小説としても読めるウェルメイドな物語になっている。
比叡山延暦寺の水尾執行が来会 熊野理事長と懇談
天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の水尾寂芳執行が1月25日、小鴨覚俊総務部長(副執行)らと共に東京・杉並区の立正佼成会本部を訪れ、事務庁舎応接室で熊野隆規理事長と懇談した。和田惠久巳総務部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。
WCRP日本委 第46回理事会・第27回評議員会 第2回東京平和円卓会議、AI倫理のための国際会合の概要発表
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第46回理事会・第27回評議員会」が1月25日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で行われた。戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)をはじめ理事20人、評議員9人(オンラインでの参加者含む)が出席。本会から同日本委会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長、同理事の庭野光祥次代会長、國富敬二徳島教会長、中村憲一郎佼成学園理事長が参加した。
WCRP日本委「新春学習会」 ICRC、UNHCRの両駐日代表が基調講演
『人道危機において、国際機関が宗教者に期待すること』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「新春学習会」が1月25日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)を会場に、オンラインを併用して催された。各教団の宗教者や賛助会員ら約150人が参加した。
関口十日町市長が本会訪問 庭野会長と懇談
新潟・十日町市の関口芳史市長が1月27日午前、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と40分にわたって懇談した。同市観光協会の柳一成代表理事、栁謙二事務局長が同行。本会から熊野隆規理事長、齊藤佳佑教務部長、榎本光良時務部長、山田雅一十日町教会長が同席した。
食から見た現代(2) ココナッツとDV〈後編〉 文・石井光太(作家)
DV被害に遭った外国人女性たちは、在留資格や離婚や親権といった法律的な問題と同時に、精神的なダメージを負っていることが少なくない。そうしたハンディをいかに乗り越えていくのか。
バチカンから見た世界(147) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(6)―イスラエル・ハマス間戦争後のガザ地区はどうなるのか?―
イスラエルのネタニヤフ政権は、パレスチナ領ガザ地区におけるイスラーム過激派組織ハマスの掃討作戦が長期間にわたると予告し、作戦終了後もイスラエルの安全保障を理由に、ガザ地区におけるパレスチナ自治政府(PNA)の主権を排除し、実効支配を予測させるような発言をしている。
『法華三部経』全巻を読誦する寒修行 大聖堂で始まる
1月20日、『法華三部経』全巻を通読し、今年一年の心構えをつくる立正佼成会の「寒中読誦(どくじゅ)修行」(寒修行)が、東京・杉並区の大聖堂で始まった。読経の様子はインターネットでライブ配信(会員限定)された。