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バチカンから見た世界(166) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(16)—イスラエルはなぜガザ地区を地獄、終末、人間恥辱の場としていくのか?—

イタリアの権威ある民間シンクタンクISPI(国際政治学研究所)は4月4日、「(イスラエルの)ネタニヤフ首相に対して、司法権からの(汚職、怠慢、司法権への攻撃などに関する)追及が強まれば強まるほど、中東でのイスラエル軍の攻撃が激化していく」との分析を明らかにした。同首相が自政権の延命のために、中東におけるイスラエル軍の軍事活動を激化させている、と非難する。イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区での戦闘を再開したのみならず、レバノン、シリアに対する空爆を始めたからだ。特に、ガザ地区では7日、もう数少なくなった「炊き出し場」の一つが攻撃され、空腹を凌(しの)ぐために列をつくっていた女性や子どもなど30人が殺害された。

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切り絵歳時記 ~柳田國男『先祖の話』から~ 5月 文/切り絵 ルポライター・切り絵画家 高橋繁行

人は死ねば子孫の供養や祀(まつ)りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月に交流する――柳田國男は膨大な民俗伝承の研究をもとに日本人の霊魂観や死生観を見いだした。戦時下で書かれた柳田國男の名著『先祖の話』をひもときながら、切り絵を使って日本古来の歳時記を絵解きしたい。

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楽生(らくいき)~楽に生きるを極めるヒント~(1) 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子

赤ちゃんはみんな天才

赤ちゃんがやってきた日を、覚えていますか? 新しい家族となった赤ちゃんに初めて会った日のことです。

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南半球から来た教皇が逝去(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇庁「信徒・家庭・生命省」のケヴィン・ジョセフ・ファレル枢機卿(カメルレンゴ/教皇空位期間管理者)は4月21日、「親愛なる兄弟の皆さま、深い悲しみをもって、教皇フランシスコの逝去を告げなければなりません」と公表した。死因は、脳卒中と心不全と伝えられている。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 3月の法話から

3月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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教団創立87周年記念式典(動画あり)

「現実に人を救い、世を立て直すには、法華経に込められた真の仏教精神を弘めるほかにない」――庭野日敬開祖と長沼妙佼脇祖の熱意と真心を基に創立された本会の87周年と庭野日鑛会長の米寿を祝う「教団創立87周年記念式典」が3月5日、大聖堂はじめ全国各教会で挙行された。

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第42回庭野平和賞 国際NGO「ムサーワー」に決定

「第42回庭野平和賞」の受賞団体が、イスラームの教えをもとに男女平等や正義、人権保護に向けた啓発活動を国際的に展開している運動体「ムサーワー(Musawah)」に決まった。公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)が2月18日、京都市内のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。

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芳澍 「第30期卒林・卒業式」庭野会長が卒業生に「お祝いの言葉」

桃の節句を迎えた3月3日、芳澍女学院情報国際専門学校の「第30期卒林・卒業式」がセレニティホールで行われた。創立者の庭野日鑛会長が臨席。教団職員や在校生、保護者らオンラインでの出席を含む82人が、卒業生5人の門出を祝った。

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令和7年次「学林合同卒林式」 庭野会長が卒林生を激励

早春、学林で過ごした日々を胸に刻む10人が門出を迎えた。令和7年次「学林合同卒林式」が3月9日、庭野日鑛会長臨席のもと、行学園で開催された。卒林生、卒林生の家族、出身教会の教会長、教団役職者ら約80人(オンラインを含む)が参加した。

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一食 パレスチナ・ガザ地区とレバノンに計600万円の緊急支援

パレスチナ・ガザ地区で長引く戦闘による人道危機と、イスラエル軍との緊張関係にあるレバノンで避難を強いられている難民に対し、本会一食平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)はこのほど、合わせて600万円の緊急支援を行った。浄財はガザ地区、レバノンの両地域で人道支援活動にあたる、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に寄託された。

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