新着

内藤麻里子の文芸観察(20)

残念ながら、21世紀といえども女性は子供の頃から“女”という枠にはめ込まれて育つ。徐々にその枷(かせ)に異を唱える声は沸き起こっているものの、社会は一気には変わらない。『あとかた』(2013年)、『男ともだち』(2014年)などで女性の生きづらさを繊細に描いてきた千早茜さんが、新刊の『ひきなみ』(角川書店)で、繊細さに力強さが加わった物語を紡ぎ出した。

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唯仏与仏(75) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

生活のなかで常に仏さまに見守られているためには、何ごとにも「教えていただく」という気持ちを忘れないことです。すると、立ち居振る舞いにも謙虚さがにじみ出て、大切なことをおのずと身につけることができるのです。

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大人のSNS講座(6) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

「嫌な気持ち」をあなたはどこまで許せる?

前回の記事で、ネット通販大手アマゾンで定価の数倍で売られている「鬼滅の刃マンチョコ」を買った話を書いたところ、読者の方から「高額転売」の問題に触れる行為だというご意見を頂戴(ちょうだい)しました。

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立正佼成会一食平和基金 令和2年度運営報告 昨年度支援総額は3億2374万円

「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」など9分野に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金(委員長=熊野隆規教務部部長)の令和2年度の運営報告が先頃、同基金運営委員会から発表された。昨年度の支援総額は3億2374万8995円。同運営委による中期運営方針(2018年~23年)に基づき、「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」に重点を置いた9分野に活用された。

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第52回「青年の日」 全国の青年がコロナ禍でも心をつなぎ、平和への行動

全国の立正佼成会の青年部員が地域社会で菩薩行を実践する「青年の日」。その実施概要がこのほど、青年ネットワークグループから発表された。52回目を迎える今年のメーンテーマは昨年に続き、『大河の一滴になろう。』。5月16日を中心に各教会では、新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、工夫を凝らしたさまざまな活動が展開される。

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ラマダンを迎えたムスリムにバチカンがメッセージ(バチカン記者室から)

4月13日、世界のイスラーム圏でラマダン(断食月)が始まった。これを受けバチカン諸宗教対話評議会は同16日、全世界のムスリム(イスラーム教徒)に向けて、バチカン記者室を通して『キリスト教徒とイスラーム教徒――希望の証人』と題するメッセージを公表した。

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「親子で取り組むゆめポッケ」概要発表 今年のキャンペーン期間は5月1日から8月31日

「親子で取り組むゆめポッケ」のキャンペーンが、今年は例年より1カ月早く、5月1日からスタートします。立正佼成会の小学生、中学生が世界の現状に思いを寄せて取り組むこの活動は、今年で23年目。毎年、平和への願いを込めて作られたゆめポッケが、厳しい環境で暮らす世界の子供たちに届けられてきました。現地からは喜びの声が数多く寄せられています。

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【日蓮宗日澤山仙寿院住職・芝崎惠應さん】宗教者の本来の役割を果たし 震災で困難抱える人々と共に

今年3月、東日本大震災の発生から10年を迎えた。岩手県釜石市にある仙寿院の芝崎惠應住職は、自ら被災しながらも、高台にある自坊を避難所として開放。震災後間もなく、近隣の寺院に呼びかけ「釜石仏教会」を設立し、物心両面で被災者支援にあたってきた。その後も、仮設住宅に暮らす被災者への訪問をはじめ、毎年の慰霊行事などに取り組む。悲しみ、苦しみに向きあう宗教者による復興支援活動の意味について聞いた。

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杉並区の新型コロナウイルスワクチン接種に協力 法輪閣の一部施設と駐車場を貸し出し

立正佼成会の法輪閣第五会議室と地上駐車場が5月から11月30日まで、新型コロナウイルスワクチンの接種会場として東京・杉並区に貸し出されることになった。杉並区からの要請に応えたもの。

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「同宗連」結成40周年記念式典 差別のない社会へ 宗教者の役割を確認

「『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議」(「同宗連」)の結成40周年記念式典が4月15日、京都市内のホテルで行われた。「同宗連」に加盟・協賛する44団体から95人の宗教者が参加。立正佼成会から澤田晃成総務部部長(本会人権啓発委員会委員長)が出席した。

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