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豊橋教会青年部が「まごころ支援募金」 児童養護施設に寄付金と物資届ける

立正佼成会豊橋教会は一昨年に教会発足60周年を迎え、その取り組みの一つとして昨年、青年部が「まごころ支援募金」を行った。会員の代表が11月6日に愛知・豊橋市の豊橋ひかり乳児院、12月12日には豊川市の児童養護施設「光輝寮」を訪れ、寄付金で購入した支援物資を贈呈した。

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核兵器保有5カ国がNPT再検討会議の延期に際して共同声明を発表(海外通信・バチカン支局)

国連は昨年12月30日、今年1月に米国ニューヨークの国連本部で開催される予定だった核拡散防止条約(NPT)再検討会議を、8月まで延期すると発表した。ニューヨークで新型コロナウイルスが感染拡大しており、開催が困難だとの判断によるものだ。

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年頭法話 立正佼成会会長 庭野日鑛

生き生きした人生を

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」を強く実感

あけまして、おめでとうございます。

新型コロナウイルスの脅威(きょうい)は、一昨年以来、日常生活に大きな影響を及ぼしてきました。最近は、国内の感染者数が一気に減りましたが、世界では再び増加している国もあります。今後も油断することなく、感染予防に努めてまいりましょう。

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1月6日、大雪に見舞われた東京 本部周辺も雪景色

1月6日、関東各地に雪が降った。東京都心では10センチの降雪を記録。立正佼成会本部(東京・杉並区)周辺も一面が白く染まり、雪景色となった。

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南アフリカの平和に尽くしたツツ元大主教 ケープタウンの大聖堂で国葬(海外通信・バチカン支局)

南アフリカで人種隔離政策(アパルトヘイト)撤廃運動を推進して1984年にノーベル平和賞を受賞し、昨年12月26日に90歳で逝去した同国聖公会のデズモンド・ツツ元大主教の国葬が1月1日、ケープタウンにある聖ジョージ大聖堂で執り行われた。

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内藤麻里子の文芸観察(28)

夜空の月を見て心慰められることもあれば、冴(さ)え冴(ざ)えとした月光は孤独や狂気をはらむように感じることもある。そんな月に触発され、『竹取物語』の昔から幾多の物語が生まれてきた。今また新たな物語が誕生した。小田雅久仁さんの『残月記』(双葉社)である。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(11) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)

あらゆる場所に神を祀り安寧を願う 現代社会における鎮守の神の在り方

明治四十五(一九一二)年、文部省発行の『尋常小學唱歌(第三學年用)』(音楽教科書)に掲載された「村祭」の歌詞の冒頭に、「村の鎮守」という言葉が登場する。「村祭」は、GHQ(連合国軍総司令部)による占領下の昭和二十二(一九四七)年に三番の歌詞の一部に改変がなされたものの、戦後も長く歌い継がれてきた唱歌であり、読者の方の中にもかつて、小学校時代にこの唱歌に触れた方がいるだろう。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(58) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

子供をどのように育てますか?

年の瀬が迫ってきた。思えば今年の新年には今後の明暗双方について書いた(第47回)が、その後はほとんど「コロナ禍」という暗面に焦点を合わせざるをえなかった。現在、オミクロン株が世界中の懸念事項になっており、自国への流入・拡大防止策が焦眉の急だが、日本のコロナ感染状況自体は小康状態にある。

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令和4年を迎え、大聖堂で「元旦参り」 庭野会長が年頭誓願文を奏上

1月1日午前6時、立正佼成会の令和4年次「元旦参り」が大聖堂(東京・杉並区)で行われた。元旦参りは、元日の祥気が満ち始める早朝に執り行われ、会員たちはそれぞれに世界平和を祈念し、さらなる仏道精進を誓願する。式典の模様は、インターネットの動画共有サイトを使って全国の会員にライブ配信された。

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「世界の軍事費の均衡ある削減を」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

世界の軍事費の均衡ある削減を

ローマ教皇フランシスコは12月12日、バチカン広場で行われた正午の祈りの席上、ロシアが国境地帯に軍を集結させて急速に緊張の高まっているウクライナ情勢に言及し、「ウクライナとその周辺での緊張が、武器ではなく、国際的な交渉によって解決されるように願う」と訴えた。さらに、「武器の生産が昨年よりも増加という最近の統計を読み、苦痛を感じている」と述べ、「武器は、(平和への)道ではない」と唱えて現状を非難した。

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