教皇が米国の中間選挙に投票(海外通信/バチカン支局)

バチカンは10月30日、米国出身のローマ教皇レオ14世が、米国市民として有する投票権を中間選挙で行使したと明らかにした。選挙が民主主義の手段として各国で実施されるようになって以来、教皇の投票行動が公表されたのは初めて。声明文は、「長年にわたる市民参加の実践に沿い、教皇は(自身の出生地であるイリノイ州)シカゴの有権者として郵便投票を行った」、「教皇はペルー在住中にも投票権を行使した」と公表している。そして最後に、「教皇は、民主的なプロセスに参加する市民の権利と義務についての確信を表明している」とも記している。先代の教皇フランシスコも、政治活動への積極的な参加を信徒に促したが、自身の投票権や、その行使について発言したことはなかった。
(宮平宏・本紙バチカン支局長)





