普門館とわたし(3)

“実家”

祖母の家から普門館はそう遠くはなく、夏は鼓笛隊の発表会、秋は吹奏楽コンクールを見に行き、音楽ホールというより“たまに帰りたくなる実家”というのが私の中の普門館でした。

実家がなくなるというのは、とても心残りですが、それと一緒に普門館の思い出もいつまでも心の中に刻んでいます。

普門館、思い出をありがとう。
(S.K・21歳女性・大学生)

黒いステージに心を奪われて

小さな頃にテレビで見た普門館の黒いステージ。その頃は、吹奏楽の世界に触れてもいなかったのですが、なぜか心を奪われてしまったのを覚えています。それから数年後、現在は普門館のステージというものに憧れを抱くことしかできませんが、その憧れを原動力に変え、今年のコンクールも頑張って行こうと思います。

いつか、あのステージに立てると信じて……。
(鯖子・16歳女性・高校生)