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仏教の理想を表す蓮の花 見頃を迎え大聖堂庭園で観蓮会
大聖堂1階庭園広場(東京・杉並区)の池に植えられた蓮の花が見頃を迎え、その清らかさが参拝者の心を和ませている。7月4日朝、今年で10回目となる「観蓮会」が行われた。「開祖さまご命日」式典に参加する会員や本部職員ら約800人が集った。
バチカン諸宗教対話評議会議長のジャン・ルイ・トーラン枢機卿が帰天
バチカン記者室は7月6日、パーキンソン病のため米・コネティカット州の修道院で療養中であったバチカン諸宗教対話評議会議長のジャン・ルイ・トーラン枢機卿が前日の5日、亡くなったと発表した。75歳だった。
WCRP/RfP「第16回評議員会」 第9回ACRP大会の「構造・手続き委員会及び作業部会」に川端理事長を選任
公益財団法人・世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の第16回評議員会が6月26日、京都・京都市東山区の浄土宗宗務庁で行われ、評議員6人と監事らが参加した。立正佼成会から同日本委会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長が出席した。
仏教の智慧を子育てに 本会バンコク教会がクロントイ・スラムで家庭教育セミナー
タイの立正佼成会バンコク教会が6月16日、バンコク最大の貧困地区として知られるクロントイ・スラムで、初めて家庭教育セミナーを開催した。住民のリーダー約60人が参加。この地区でコミュニティーの開発や教育支援に取り組む「ドゥアン・プラティープ財団」が、会場の提供や参加者への呼び掛けに協力した。
ホタルの光を復興の象徴に 明社が「南三陸町ホタル再生プロジェクト」
宮城・南三陸町の西戸地区で行われている、明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会(仙台明社)、上尾明るい社会づくりの会(上尾明社=埼玉県)、立正佼成会が協力団体として関わるNPO法人「明るい社会づくり運動」(全国明社)の協働による「南三陸町ホタル再生プロジェクト」が3年目を迎えた。6月23日には、仙台明社、上尾明社のメンバーら23人が集い、近隣の生息地で数匹のゲンジボタルを採集。繁殖を願い、「育成ハウス」に移植した。
新宗連第29期第4回評議員会、第30期第1回理事会 岡田崇教眞光三代教え主が新理事長に
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第29期第4回評議員会」「第30期第1回理事会」が6月27日、東京・杉並区にある立正佼成会の法輪閣で開催された。理事会では、任期満了に伴う理事長の選任が行われ、岡田光央・崇教眞光三代教え主が新理事長に就任した。当日は、本会から庭野日鑛会長(新宗連顧問)、庭野光祥次代会長(同理事)、川端健之理事長(同理事)、中村憲一郎常務理事(同会計委員長)らが出席した。
佼成学園女子高ハンドボール部 インターハイ出場決定!
佼成学園女子高校ハンドボール部が「平成30年度東京都高等学校総合体育大会兼全日本高等学校ハンドボール選手権大会都予選」(5月13日~6月23日)で優勝し、8年連続16回目のインターハイ出場を決めた。
佼成学園高アメフット部 春季関東大会優勝 公式戦30連勝達成
「第44回関東高等学校アメリカンフットボール大会」の決勝が6月24日、神奈川・川崎市の富士通スタジアム川崎で行われた。佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」が足立学園高校「ワイルドベアーズ」に21対7で勝利。春季の関東大会で2年連続3度目の優勝を果たした。公式戦30連勝も達成した。
終末期を支えるために宗教者ができること 普門メディアセンターでビハーラ講座
「生・老・病・死」の四苦の解決を目指した仏教。今、その教えを生かし、医療や社会福祉の分野と関わる「ビハーラ活動」の取り組みが行われている。
〈ひと〉本会「モンゴル看護師育成支援プロジェクト」1期生として看護師資格を取得し帰国した ガンチュルーン・サンブーさん(27)
人を育て、母国の医療の発展に尽くすことが私の使命
いつも手帳を持ち歩いている。どのページにも、ローマ字で記したモンゴル語と、ひらがなで記した日本語のメモ書きがびっしり。「先輩から、感動する言葉を教わったんです。えっと……」。取材中、そう言って何度も手帳のページを繰り、行ったり来たりするが、たどり着けない。病院での勤務中には、指導役の先輩看護師から「慌てず、慎重に」と口酸っぱく言われたと笑う。「でも大丈夫ですよ。『宗教で心を支え、医療で体を治す』。頭にはちゃんと入っています」。そう語り、はにかんだ。