令和8年次「ドリーム・ギフト」説明会、初開催

(Zoomの画面から)
活動開始から3年目となる「いちじきキッズチャレンジ『ドリーム・ギフト』」のオンラインによる説明会が2月28日、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=山中快之教務部長)主催で初めて開催された。全国から会員ら約170人が参加した。
「ドリーム・ギフト」は、日本の子どもたちが紛争で傷ついた世界の子どもたちの幸せを祈り、「一食を捧げる運動」(一食運動)を実践し、その浄財で購入された「ギフト」に手紙を添えて現地へ贈るもの。昨年に続いて今年も、パレスチナ自治区ガザで支援活動を展開する認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン(CCP)を通じて、現地の子どもたちへ手紙と共に食べ物が贈られる。
当日は、「令和8年次『ドリーム・ギフト』実施の手引き」を基に、活動の参加方法やスケジュールの確認、関連する教材や動画の紹介が行われた。今回から新たに、手紙に加えて写真やビデオメッセージの送付も可能になったと伝えられた。
次に、CCPの田中好子事務局長が昨年度のギフトの配付状況を報告。炊き出しの提供とともに、越冬のために購入した新品の衣服300人分を配付したと伝えた。また、イスラエル軍による厳しい物資搬入制限を考慮し、手紙を画像化したデータを送って現地で拡大印刷し、衣服の配付会場でパネルに貼って展示。現地の親子に喜びと心休まるひとときを提供できたと報告した。
さらに、現地の停戦後の生活環境について、人々は居住地域を制限されて半壊したわずかな建物やテントに住み、国連やNGOの活動も限られて食料や水が圧倒的に不足する中、栄養失調や伝染病が拡大する危険がある現状を伝えた。その中でドリーム・ギフトが現地の子どもたちの生きる希望になっていると強調。「日本の子どもたちの手紙やギフトから、現地の子どもたちを見捨てずに応援する気持ちが伝わります。ご支援に感謝しています」と語った。
その後の質疑応答やディスカッションでは、参加者から「将来の希望が見えないガザの子どもたちのメンタルが心配」「ドリーム・ギフトへの参加を通して、現地の子どもたちの心のよりどころになりたい」といった感想が寄せられた。また、取り組みを自らの地域で進める上での課題の共有や、活動を円滑に進めるための意見交換も行われた。
活動の期間は9月20日まで。多くの青少年が参加し、優しさと温かさに溢(あふ)れた取り組みが展開されるよう期待されている。
◆「ドリーム・ギフト」の概要や申し込み方法などに関する問い合わせは、「Kitai」サイトに入って活動名を検索するか、もしくは本会一食平和基金事務局(渉外グループ内)まで。℡03(5341)1850





