5年ぶりの「生誕地まつり」 秋空の「市中行進」で満面の笑みが咲き誇る(動画あり)
コロナ禍を経て心一つに 参加できる喜びを胸に
長岡教会壮年部長(58)
一昨年夏、壮年部員有志5人で生誕地道場の草刈り奉仕を行いました。その後、提灯万灯を持参し、コロナ禍の終息を念じて行進させて頂きました。道中、教会の皆で生誕地まつりに参加していた頃を懐かしむとともに、コロナ禍による心配がなかった当時を思い、切なさが込み上げました。
ただ、あの頃のつらさや不安を経た分、今回、総勢170人で市中行進に参加し、青年部員たちが生き生きとマトイを振る姿を目の当たりにできたことは感無量です。
今回、この喜びを分かち合おうと、ある壮年部員が青年男子部員と共に、参加を悩む会員のもとへ何度も手どりに行ってくれました。そうした温かな触れ合いができる仲間の姿を手本にしながら、サンガに寄り添い、支え、教会を引っ張っていく壮年部として、互いに磨き合っていきます。
多くの人のおかげで叶った参加 絆深め笑顔で行進
柏教会青年部長(49)
柏教会は当初、参加する予定はなかったのですが、5月から対面での青年部活動を進める中、みんなでマトイを振りたいと強く思うようになりました。この時すでに募集は締め切られていたのですが、福島宏枝教会長さんはじめ多くの方々のおかげさまで参加できることになりました。
実際は「無理なお願いをした」と申し訳なさもありましたが、参加者が徐々に増え、青年部だけではなく、教会を挙げて参加することになりました。市中行進で、満面の笑顔で行進するみんなの生き生きした姿を見て、参加して本当によかったと、感謝の思いでいっぱいです。
これからも生誕地まつりで改めて感じた仲間の絆を大切にし、悩んだ時、つらい時にここに来れば安心できると思える、そんな温かい青年部に成長していきます。
笛に初挑戦 支えてくれた仲間に感謝
武生教会の女性(73)
私は今回、初めて生誕地まつりに参加しました。特別な思い出にしたくて、笛のお役に初挑戦しました。当初は音が出なくて不安でしたが、練習に付き合ってくれた嫁の存在、一緒に行進する夫、娘、孫の励ましが心の支えでした。手どりの合間に車中で練習するなどできる限り準備をして本番を迎えました。
行進中は、沿道のサンガの応援が頼もしく、体に力がみなぎりました。ゴールに達した時、隊列のメンバーが私の手を握り、ねぎらいの言葉をかけてくれたのが何よりうれしかったです。
今回の挑戦は、周囲の支えのおかげさま。この感謝の気持ちを胸に、挑戦を恐れない人生を歩んでいくことを誓います。