令和4年を迎え、大聖堂で「元旦参り」 庭野会長が年頭誓願文を奏上

「元旦参り」の読経供養

1月1日午前6時、立正佼成会の令和4年次「元旦参り」が大聖堂(東京・杉並区)で行われた。元旦参りは、元日の祥気が満ち始める早朝に執り行われ、会員たちはそれぞれに世界平和を祈念し、さらなる仏道精進を誓願する。式典の模様は、インターネットの動画共有サイトを使って全国の会員にライブ配信された。

創造的に真剣に大乗菩薩道を

日本気象協会によると、同6時の東京の気温は氷点下0.2度。0度を下回る冷え込みの中、庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、國富敬二理事長は式典に先立ち、本会を創立した庭野日敬開祖の「お舎利」と法具が奉安されている一乗宝塔を参拝し、庭野会長が屠蘇(とそ)を奉納した。

「新年お言葉」として法話を述べる庭野会長

元旦参りの式典では、光祥次代会長を導師に読経供養が行われ、庭野会長が年頭誓願文を奏上した。この中で、今年創立84周年を迎える本会の歴史に触れながら、その礎を築いた庭野開祖や長沼妙佼脇祖、先輩幹部、多くの信者による尽力と恩に報いるため、「来るべき教団創立百年を展望して、『人間形成の根本道場』である家庭において、ご宝前を中心とした生活を営み、御本尊さまに感謝の誠を捧げつつ、夫婦として、父母として、親として、自らの家庭を斉(ととの)え、未来を担う子ども達の人格の形成をはかっていくことに力を傾注してまいります」と述べた。また、日本の歴史と伝統を踏まえ、立派な国を打ち立てていくため、「創造的に真剣に大乗菩薩道を歩んでまいります」と神仏に誓願した。

読経供養の後、「新年お言葉」として法話に立った庭野会長は、生き生きとした毎日を送るための方法として、人は新陳代謝を繰り返して身体を維持しているように、「私たちの心も常に新たにしていくことが生きがいにつながる」と説示。体の新陳代謝によって、けがをしても治っていくように、さまざまな出来事に直面して心にとらわれが生じたとしても、健全な心に戻ることを繰り返していくことが大切と示した。その上で、新型コロナウイルス感染症の流行による自粛生活を余儀なくされている状況にあっても、「いのちそのものは日々、新陳代謝をしている」とし、「そうした体を持っているわけですから、私たちはそのことを忘れずに、今年もまた仏さまのみ教えに基づいて根本をしっかりと押さえつつ、常に前向きに元気で一年を過ごしてまいりたいと思っています」と述べた。

初日の出(1日午前7時前、大聖堂屋上から撮影)

大聖堂屋上から望む富士山

大聖堂屋上に建てられている宝塔

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